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「マッチャ コレクション2023」先行試食会イベントリポート!

もうすぐ5月!新緑の季節ですね。ヨックモックはこのシーズンに合わせて「マッチャコレクション2023」をリリースしました!

今年のマッチャコレクションは、「シガール オゥ マッチャ」「宇治抹茶のモンブラン」「南青山ロール〜宇治抹茶〜」「宇治抹茶のプリン」「宇治抹茶のクッキーシュー」5つのスイーツがラインナップ。

今回はこのコレクション発売に合わせて実施された先行試食会の様子をお届けいたします。
晴れ渡る4月某日。ヨックモック青山本店 ブルー・ブリック・ラウンジにて、お客さまをお迎えいたしました。

例年より早くテラスのハナミズキが咲き始めていました!
会場には、イベントに合わせて茶器などをディスプレイ。
マッチャコレクションの世界観をイメージしています。

イベントスタート!まずは開発秘話から。

司会進行のヨックモック小林による開会のご挨拶が済むと、企画の武井・開発の浦野からコレクションについてお話がはじまりました。

卓上に用意された「シガール オゥ マッチャ」を食べていただきながら、武井が「シガール オゥ マッチャ」の歴史を話します。

レトロモダンな1代目デザインと抹茶の深みのある味わいを表現した2代目デザイン

「2017年に発表されて以来、ご家族や自分へのご褒美スイーツとして皆様に愛され続けて今年で7年目の商品です。シガールの魅力をより伝えていきたいという想いから13年ぶりの新味として企画しました。 堀田勝太郎商店さんの宇治抹茶をふんだんに使った初夏限定の特別な味わいです。」と話してくれました。

「シガール オゥ マッチャ」は開発に3年もの月日がかかっていて、浦野曰く商品開発にも色々な努力があったそうです。
「シガールの特長であるバターの豊かな風味に、負けない抹茶が必要でした。たどり着いたのは、春の一番茶を寝かせて作る堀田勝太郎商店さんの”蔵出し宇治抹茶”です。生地に合うように、特別にブレンドしてもらっています。」

*蔵出し宇治抹茶使用(クッキー生地部分)

鮮やかな抹茶色の生地も開発のポイント。
「厳選された宇治抹茶と生地を焼く工程を丁寧かつ繊細に調節することで、色素などを使うことなく、抹茶本来の鮮やかなグリーンを生かし、目にも楽しく仕上げました。
中に詰められた抹茶チョコレートも、生地とのバランスを考えながら何度も試作を重ねました。繊細な抹茶生地の口どけと共に、抹茶チョコレートの甘みがふわっと口の中に広がるのを感じてみてください。」

お客様に感想をお聞きすると「バターの香りと抹茶の濃厚でまろやかな香りが引き立てあっていて、すごく爽やかな後味でした!」との嬉しいお言葉をいただきました!

抹茶デモンストレーションスタート!

今回のイベントならではの特別企画が「抹茶のデモンストレーション」です。堀田勝太郎商店さんの特別顧問でもある、茶師の森田治秀さんをお迎えしました。

森田さんは、全国茶審査技術競技大会 3度優勝、京都府茶審査技術競技大会 5度優勝など華々しいキャリアをお持ちのまさに「日本一の茶師」です!

今回は、森田さんに宇治抹茶の魅力について語っていただき、実際に参加いただいた皆様に抹茶を点てる体験をしていただきます。

抹茶ができるまで、一番茶・二番茶・三番茶の利き茶体験

まずは、卓上にずらりと並んだ様々な種類の茶葉を前に語っていただきました。

「今回のお菓子にも使った”抹茶”は、摘み取る前の茶葉に20日以上被覆しています。そうすることで、美しいグリーンになるんです。摘み取った茶葉を揉まずに蒸し、茎などを丁寧に取り除き、葉の部分だけを選りすぐったものを”碾茶(てんちゃ)”、これを挽いたものを”抹茶”と呼びます。
4月中旬に採れるお茶を一番茶、1ヶ月半くらいをあけたものを二番茶、3ヶ月あけたものを三番茶といいます。今日は、この一番茶、二番茶、三番茶の違いを皆さんにも知ってもらいたいと思います。」

そして、テーブル上に置かれた、一番茶、二番茶、三番茶にお湯を注ぎ、香りを体験。試飲もしていただきました。

お茶のプロが行う拝見場を再現しました

お客様からは「一番茶は香りも味も、全然違う…!」と声が上がりました。 

「味と香りの差、わかりましたか?一番茶はなんとも言えない良い香りと優しい味がしますでしょう。」と森田さん。

今回、「マッチャコレクション2023」では、春に採れたこの一番茶をさらに約半年〜一年寝かせることで、旨味やコクを増した、まろやかな味の”蔵出し抹茶”を使用しています。こだわりの抹茶をお菓子に合わせて、熟練の職人にブレンドしていただくことで、より深い味わいと最高級の香りが楽しんでいただけるようになります。ブレンドについてもお話いただきました。

「お茶には、単一と合組(ブレンド)という種類があります。単一は、非常に優しい味が特徴です。合組すると味に深みが出るんです。ただし、何でもかんでも混ぜれば良いわけではありません。適当に混ぜると”無茶苦茶”になってしまうんですよ。この”無茶苦茶”という言葉は、合組から生まれた言葉なんです。」

会場から「へ〜!」と感嘆の声が上がったところで、森田さんの抹茶を点てるデモンストレーションがスタート。

「森田流」の抹茶点て体験

今回は、誰でも簡単にお茶の魅力を引き出せる「森田流」の抹茶の点て方を教えていただきました。まずは、森田さんのお手本から。

森田流のお茶の点て方
①茶杓2杯分(約2g)の茶葉を茶碗に入れます。
②約2gの水を入れて、粉っぽさがなくなるくらいまで混ぜたら、よく練ります。
③お湯をお好みで入れたら茶筌を縦に細かく動かします。少し泡立っているものが好みの方は良く動かします。森田さん曰く「美味しいお茶は濃い味で楽しんで欲しい」そうです。

こうして点てると、ダマができにくく、誰でも上手に抹茶が楽しめます。
早速、実際に一人一人お茶を点ててみます。たどたどしくも皆さん楽しそう!

堀田勝太郎商店さんがご用意くださったのは最高級の茶葉「おくみどり」「さみどり」。
なんとイベントのために挽きたてをお持ちいただきました。
森田さんが一つ一つのテーブルを訪れながら、丁寧に教えてくれます。

実際に入れた抹茶は、とてもやさしく、まろやかで非常に高貴な香りが楽しめました。

会場には茶道を嗜んでいらっしゃるお客様もお越しでしたが、茶道は初めての方、久しぶりの方がほとんど。抹茶初体験のお客様も「すごく美味しくて、おかわりしたくなってしまいました(笑)。」とおっしゃっていただきました。

皆さんお抹茶を点てるのがとてもお上手で森田さんも驚かれていました!
茶道は難しいイメージがありましたが、この抹茶体験を通じて親しみやすくなったように思います。
森田流のお茶の点て方、ぜひご家庭でも楽しんでみてくださいね。

「宇治抹茶のモンブラン」と水出し煎茶のマリアージュ!

さてさて、後半戦はブルー・ブリック・ラウンジだけの限定スイーツ…
「宇治抹茶のモンブラン」を楽しんでいただく前に、まずは商品企画担当 服部より「マッチャコレクション2023」への思いをお話ししました。 

「実はシガール オゥ マッチャと同じ宇治抹茶を使ったスイーツを展開するのは、初めての試みです。抹茶の濃さを調節することでさまざまなシチュエーションで楽しんでいただけるように開発しているのがポイントです。
例えばザクザク食感のクッキーシューは、家族で楽しんでいただけるように優しいバニラの風味が、抹茶の味わいを引き立てます。プリンは自分へのご褒美スイーツとして夜に一人で楽しめる濃厚でまったりとした味わいに調整。南青山ロール~宇治抹茶~は、ガナッシュ・生地・クリームそれぞれの配合も変えることで、奥行きのある味わいと香りを楽しんでいただけます。」

そうこう話しているうちに、皆さんのテーブルにサーブされた「宇治抹茶のモンブラン」。

「サクっと焼き上げたメレンゲの上に、ラムレーズンのアイスクリームを乗せ、宇治抹茶のクリームをたっぷりと乗せました。香ばしい黒胡麻のチュイル、甘酸っぱい柚子のコンフィチュール、泡立てた抹茶をトッピング。お好みに合わせて一緒に召し上がっていただくと、新しい美味しさが楽しめます。ブルー・ブリック・ラウンジ限定なので、気持ちのいい初夏のテラスで五感の全てで楽しんでいただきたいと思っています。」 

おすすめは中心からザクッと思い切って割ることだそうです!

今回は、この「宇治抹茶のモンブラン」に合わせて、堀田勝太郎商店さんに本イベント限定の特別な煎茶をご用意いただきました!
再び森田さんに登場いただき、煎茶について、魅力を語っていただきます。

「先ほど楽しんでいただいた抹茶とは変わって、初夏にぴったりな水出し煎茶をご用意いたしました。水出し煎茶は、氷と少量の水だけでいれるので、タンニンが出にくく、茶葉が持つ本来の旨味が楽しめます。」

初夏にぴったりな冷たいお茶は、「宇治抹茶のモンブラン」の味をより一層引き立ててくれます。スイーツの濃厚な味わいと煎茶の爽やかな後味のマリアージュは、スタッフも驚くほどでした。

お客さまも「”宇治抹茶のモンブラン”は、トッピングで味が変わるので、一口ずつ印象が違ってすごく楽しいスイーツでした!」とおっしゃっていただきました。
参加者の皆さんもご満足いただけたようで、私達もとても嬉しかったです。

これにて、イベント本編は無事に終了!
皆様の温かい拍手で幕を閉じました。

サプライズのお土産もご用意!

参加いただいた皆さまへご自宅でも「マッチャコレクション」をお楽しみいただけるようにお土産をご用意しました。
まずは、イベントでもご提供した「シガール オゥ マッチャ」と「シガール」!

そしてどどーんと「南青山ロール〜宇治抹茶〜」

「シガール オゥ マッチャ」と同じ、蔵出し抹茶を使用。
スフレ生地・クリーム・ガナッシュ、それぞれの抹茶の濃さを調整することで、奥深い味わいに!(ヨックモック青山本店と公式オンラインショップ 限定販売)

さらに、堀田勝太郎商店さんの「抹茶入り煎茶」まで!

自分達で言うのもなんですが、すごく豪華なお土産ですよね(笑)。

参加していただいたイラストレーターの鴨志田和泉さんが、素敵なイラストを描いてくれました!

今回のイベントリポートはいかがでしたか?
宇治抹茶の魅力が皆様にも伝わったら嬉しいです🍵

お客様にお会いすることが出来て、感想をお伺いし私たちも刺激を受けました。笑顔をつなぐイベントを今後も開催していきたいと思っています。

「マッチャコレクション2023」、この季節だけの味わいをぜひ皆さまも楽しんでみてくださいね!今回のイベントでは紹介しきれなかったコレクションにもぜひご注目ください!

「宇治抹茶のプリン」深みのある甘さとほろ苦さ、とろりとした滑らかな口どけをお楽しみいただけます。底に敷いた甘じょっぱいカラメル粒あんと一緒に召し上がりください。
(ヨックモック青山本店 限定販売)
「宇治抹茶のクッキーシュー」ザクザク食感のクッキーとアーモンドをのせた、香ばしいシューに、宇治抹茶とバニラのペーストをあわせた自家製の宇治抹茶クリームをたっぷり詰めました。(ヨックモック青山本店 限定販売)

ヨックモック青山本店
■住所 東京都港区南青山5-3-3
■営業時間 
SHOP   10:00~19:00
LOUNGE 月・火・水・日 10:00~19:00(L.O. 18:30)※ディナー営業なし。
    木・金・土 10:00~18:30(L.O. 18:00)19:00~22:00(L.O. 21:30)
    ※ディナー営業は完全予約制で承っております。

■ヨックモックの商品情報、最新情報等、詳しくはこちら
・ホームページ     https://www.yokumoku.co.jp/
・オンラインショップ  https://www.yokumoku.jp/
・公式Instagram      https://www.instagram.com/yokumoku_jp/
・公式Twitter      https://twitter.com/yokumoku_jp
・公式Facebook      https://www.facebook.com/yokumoku.co.ltd/

(おわり)


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