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春駅物語 春風は君がため

扉前そっと背を押す春の風

とびらまえそっとせをおすはるのかぜ

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季語 春の風
電車の扉が開く。新しい環境へ、一歩踏み出す。この地へ降り立ったら、前に進むしかない。緊張と不安が襲う。人はどんどん進んでいく。気に留める者はない。自分の足で進むしかない。そんな折、春風が吹く。まるで、自分の背中を押してくれるような、暖かな風。いってらっしゃい。だいじょうぶ。おうえんしてるよ。そんな声が聞こえた気がした。

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しろくまきりんさんのこちらの記事を読んだとき、運命的なものを感じました。
ちょうど1週間前、新入社員の句を詠みました。
新しい春の出発。春は戸惑いながら歩み出す人のいる季節。
私自身、(厳密には立春前で春ではないけれど)2月から初めての電車通勤で、定期券を買って駅の受付の方に初歩的な質問をしたり、ドキドキしながら電車に乗ったり、雨の日の満員電車という洗礼を受けたり、一番駅の階段に近い車両を模索したり、この1ヶ月駅や電車で初めてのいろんな経験をしました。
1週間前に詠んだ句より、もっとストレートな応援句にしたいと今回の句を詠んでみました。
よろしくお願いいたします。

こちらの企画にもこっそり参加しました。
あ、ここに書いたらこっそりじゃなくなっちゃった🤭
沙々良まど夏さんがお一人お一人に丁寧にお返事をくださる、素敵な企画です。
和歌は百人一首でも恋の句が多く、当時は恋文としての大切なツールでもあったそう。
十人十色の多様な返歌の一つ一つにうっとりします。

いよいよ1ヶ月を切ったライラック杯。

くーや。さんのイラストとriraさんのデザインが融合した素敵なポスターも✨

ライラック杯ポスター(くーや。さん・riraさん)

riraさんの優しいまなざしの句と、ぜひ就活生に読んで聴いてほしいいぬいゆうたさんの記事・朗読もこちらで共有させてください。

余談ですが。
もう少ししたら就活生へのメッセージ、私も書きたいなぁと思っています。
本当は去年書きたいなと思いながら、お休みしていて書けなかったんです。
昨日、学生時代のアルバイトの同期、後輩と人生初のオンライン飲みをしました。(私はお酒にめっぽう弱いのでジュースで乾杯。)
新卒で入社して働き続けている子、大学院を修了し去年働きだした子、今博士論文を書いている子、転職した私。住む場所も仕事もみんなバラバラで、様々な境遇に置かれて社会に揉まれて、いろんなことを考えていました。
しゃべるのは実に4年ぶり。うち2人とは間も連絡をとっていなかったので、とても緊張しましたが、音頭を取ってくれた友人に連絡をとって、実現して本当によかったなぁと思います。
この感じ、久しぶり。ブランクがあっという間に埋まって、気づけば6時間以上、日付が変わるまで語り明かしました。後半思ったより深い話をして、赤裸々にいろんなことを告白して、他のメンバーの近況もちらほらと聞こえて、きゅんきゅんなコイバナなんかもあったりして💓濃密な時間を過ごせました。私も恋したい🥰いや、まずは仕事を覚えて馴染めるよう努めます。
脱線しましたが、そんなみんなと話しながら、特にこれからの道に悩む後輩や、就活生にエールを送れるような記事を書けたらいいなと改めて思ったんです。
新しい出発をしたriraさんの娘さんや、新しい道を進むすべての人に、困難はきっとあるけれど、失敗もしてしまうかもしれないけれど、道は1つではなく、軌道修正はできること、世界は狭い今の環境だけではないことを知って、のびのびと一度しかない人生を大切にしてほしいなと思っております。
偉そうにこんなことを言っていますが、私自身いっぱい失敗をしてきました。その失敗談が誰かの役に立てばいいなぁなんて思ったり。
riraさんの温かい記事、ぜひ読んでみてくださいね。
いぬいゆうたさんの声で聴く劇的ながらも現実的な就活話、とっても胸に沁みますので、ぜひ聴いてみてくださいね。

1ヶ月後、ちょうどライラック杯開幕の日、今の家から引っ越します。それに向けて着々と準備を進めています。私自身、新しい出発をしたばかりで、次の出発を控えています。当日はバタバタして、数日後の参加になるかもしれません。
余談が長くなってしまいましたが、引き続きライラック杯応援しております!

#春駅物語

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