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「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」が私を狂わせている件。

私はペニー・ワイズなんか怖くなかった。


人生を狂わす映画しか観たくない!
とは思っているが、こんなに狂わせられたら見も蓋もない。


先週末「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」を観てきた。この作品は1991年のテレビドラマのリメイクではあるが、私はこのドラマにかなり人生の鍵を握られていたことがこの度判明し、もう荒れている。かなり荒れている。

傍目からみたら、体調不良とか、家族のこととか、恋愛のこととか、そんなことかと思うかもしれないけど、実はそんなことはかなり小さなことで、全部全部この「IT」のせいなのは私が一番よくわかっている。


これは、インスタにも書いたが、私と幼なじみ(男)は10歳の時に彼の転校でバラバラになったが、大人になって再会。お互い映画好き、スティーブン・キング作品好きということもあり、この「IT」の話を良くする。自分たちのその頃の出来事にITを交えて話す。そこにペニーワイズなんて、そこに居なかったかのように…。


でも、居たの。


今回のITを観て、懐かしい気持ちになりつつ、みんなを思い、号泣したわけですが、ここから私の幼少期の思い出が溢れだしてきて完全に参っている。

私が恐怖を感じていた、ペニー・ワイズが記憶の片隅に追いやっていた彼が出てきてしまったら。


このことは完全にタブーで、父とも母とも話をしたことがないし、なかったことのようになっているけれど、当事者は忘れるわけがないし、たまにフラッシュバックのように思い出すから、本当にきつい。もちろん、ここで詳細を書ける訳ではないけど、何か少しでも出さないと、もう爆発しそうなのだ。

「お前んちは貧乏だから、蛇口から赤いの出てくるんだろ、ベバリー」

幼なじみからのその一言で、また闇の中からトラウマが。

もうどうしたらいいのかわかんないよね。

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