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未来志向の重要性

 お疲れ様です。今回は、可塑性について思ったことを書いてみたいと思います。
 ニデック(旧日本電産)会長の永守重信氏は著書『大学で何を学ぶか』の中で、やる気と気概が全てであり「人間というのは、意識を変えれば必ず変わるはずだ」と述べている部分があります。ここから想像してみると、自分の選んだ道、選ばなかった道を振り返る時に、「もっとああしておけばよかった」「もしあの時こうすれば」などと思うのは結構ですが、そこからやる気と気力を充填させて未来志向で気持ちを新たに踏み出すことのほうが重要であると言えるかもしれません。
 少し話が変わりますが、理科系の大学生のほうが文化系よりも生涯年収が高いというデータがありますよね。この差が生まれる原因は、理系の知見がより必要とされているからかもしれませんが、自分は「数学は無理だから」「理科はもう嫌だから」と言って文系を選んだ消極的な人の多さが、大学生になった後のやる気と気概に影響して、積極的な学びへの姿勢を失わせているとも思うわけです。これが影響して積極的な学び、自己投資の意識が理系の人より低く、結果的に文系の価値が低くなるのではないでしょうか。
 大学生の人は自分の強みとなる専門性を持って深めて、それに自信を、誇りを持てるようになりたいですね。
<参考文献>
・『大学で何を学ぶか』永守重信 小学館新書 2023年
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