思いつくだけの罵詈雑言をあなたに。
僕は昔から勝手に嫌われていた。だからどうということはないが、幼い頃は少し寂しかった。いつの間にか性格か、容姿か、わからないけれど自分の何かを嫌がられて、後ろ指を指されたのだった。
中学3年生の頃に理由は明らかになる。仲の良い友達だと思っていた人に冗談を言ったつもりが、いじめで担任の先生に報告されていた。しかしその友達は、依然としてニコニコ話しかけてくる。僕はそれが腹立たしかった。言いたいことがあるならはっきり言って、嫌いなら話しかけてこなければいいのに。
高校を出てから就職した会社で僕は「毒舌」だとか「素直な畜生」などと言われるようになった。
僕は全く悪気がなかった。思ったことを口に出しただけだった。少し冗談も交えたつもりで、それで周りの人が笑ってくれればいいなと思っていた。しかし、人々の顔はこわばっていた。
ある日の通勤途中、駅のホームで佇んでいると後ろから歩きスマホをしている人とぶつかり、睨まれたため、僕は次のように謝罪をした。
「すみません。奇形児みたいに背中に目がついていないのでぶつかってしまいました。あなたの子供じゃあるまいし。しかし『親の因果が子に報い』とはよく言ったものですね。お前の子供は今頃「背中に目がついてる」って後ろ指指されてるんだろうよ。でも背中に目がついてるから指されてる方は気づいてるんだろうな。かわいそうに」
歩きスマホの人は返す言葉に詰まっているようで「あー、あー」と唖のように唸り、狐につままれたような顔をしていた。
「おし」をなぜ「唖」と書くのか。喋れない障害者が口を開けて「あー、あー」と唸っているから「唖」と書くのだ。
もう三々五々から非難轟々を受けるのは嫌だと思い仕事を辞め、僕の毒舌も隠せるようにマスクをして黙々と作業ができる食品工場の夜勤でひっそりと頑張ることにした。
世間様には恨みがある。文字通りお天道様に顔向けできないような生活をさせやがって。
世の人間を全員殺してやりたいと思った。
「お天道様も見えないような所に人々を埋めてやりたい」
そう思いながらいつも人を切りつける機会を探していた。
しかし、最近僕の気持ちを代弁するように、小田急線や京王線の電車内、上野駅で人の切りつけや放火が次々と起こるようになった。
彼らは僕のやりたいことをまるで僕に操られているようにすっかりやってくれた。でも僕は、テレビに実名報道や逮捕はされない。「よくやった!この人殺し!」と彼らに言ってやりたい。
僕が世間を恨み続ける限り街中での人殺しは続くのだろう。しかし、これから事件を起こそうとしている君は、本当に自分の意思でやろうとしているのだろうか。僕に操られているだけだと少しでも思った場合、今手に持っているナイフはゴミ箱に捨てたほうがいい。それは君にとって何1つ意味を持たない。僕が喜ぶだけだ。
そもそも、こんな素人の文章をこんな下までスクロールして読んでいるあなたは本当に馬鹿だ。こんな文章を読んで批判コメントや評価を考えるよりも、もっとお仕事やお勉強を頑張った方がいい。
僕の操り人形に次はあなたが殺されるかもしれないし、僕だって殺されるかもしれない。
夜勤をしている工場で黙々と作業をしていると「あいつは会話ができない変な奴」と噂されるようになった。どうすれば良いんだよ。
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1ヶ月以上ぶりの文章投稿でしょうか。
「不快になる文章」ってやめたつもりなんです。でも、誰も読まないであろう記事の下の方に、ぎょっとするような文章を書くのが、たまらなく快感なのです。
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