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自由に生きてますか⁈

快・不快の気分から自由になる

 目に見えるもの、耳に聞こえるもの、鼻に匂うもの、舌に感じる味、身体中で感じる身体感覚、心に触れる思考。

 この六種類のデータが君に接触するときにボーッとしていると、君は知らず知らずのうちに「素敵な音だなぁ」と快感を感じて音楽が心にすり込まれたり、「嫌なことを思い出したなぁ」と不快感を感じて気分が悪くなったりと、快・不快に支配されてしまうことになる。

 快・不快の神経信号に支配されるなら、遺伝子に命令されるがままの運命に翻弄されて邪道へと転がり落ちてゆき、自由を失った奴隷になってしまう。

 しかしながら、六種類のデータが君に接触する入口を見張っておくならば、自動的に快・不快のデータ処理が進んでしまうのをストップできる。

 目耳鼻舌身意の六つの門にデータが接触するたびに心を防御すれば、それらのデータに翻弄されなくなり、自由が君の手に残るだろう。

          〜 「超訳 ブッダの言葉」 小池龍之介 編訳 〜

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心地よいものとして次のことがある。

①目の保養                                
②落ち着くさざなみ                            
③いい香り                                
④美味しい                                
⑤心地よい                                
⑥感無量

それとは逆に、ストレスが溜まるものは、見ても、聞いても、側にいても、何かを口にしても、後悔の念で一杯になり、やるせない気持ちになる。

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「心地よいもの」と「ストレスを感じるもの」との違いは何か?

ブッダは、六種類の感覚が脳の達する際に、                 
自分が欲するものなのか、                         
自分が幸せと感じるものなのか、                      
を取捨選択することにあると言っているように感じた。

その「取捨選択」が難しいことだが、                    
自分のことをよく知っているのであるならば、                
どのような時に                              
どのような場所で                             
どのような空気で                             
どのような距離感で                            
どのようなコミュニケーションで                      
うまく事を乗り越えていけるのか、逆に不愉快になるのかは          
わかるはずである。

周りから勝手に投げ込まれる刺激を受けて、                 
自分自身の気持ちが                            
ふわふわと浮かび上がったり                       
小さく縮こまったりする。                         
その反応は自分でもコントールできないほどの興奮を生み           
その興奮が自分らしさを失う。                       
その時にとった行動が、自分の運命を決定づける。  

周りから受ける刺激                            
それが自分に接触する入口を探そう                     
その入口を見張っておこう 

刺激の矢が投げ込まれら                          
掴み取るか、                               
逃げるか                                 
仮に刺さったとしても                           
治療してもらう人や場を確保しておこう。                  
それを常日頃から意識しておこう。 

刺激から生ずる感情の起伏                         
その感情で                                
1日を無駄に過ごしたり                          
理由もなく家族に当たったり                        
いい事はひとつもない

感情の起伏から解放され自由になろう                    
周りに左右されず、自由に生きていこう 

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