『もしニーチェが短歌を詠んだら』 中島裕介
留学生にすすめたい短歌シリーズ
10冊目は、中島裕介『もしニーチェが短歌を詠んだら』(角川学芸出版)
歌集はまずこの歌から始まります。入学式で言ってみたいですね。
疑うことと、立つこと。この両立が難しい。
恋人と別れ、孤独だと涙を流した学生もいました。
留学生は、孤独の練習生でもあるようです。
そう! 欲望が足りないんですよ。
そんな人になりたいものです。
それな。
そして、この歌集は次の一首で締めくくられます。
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