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龍を癒やし繋ぐ旅3

ゆっくり温泉入り、美味しいものを食べ、家族とUNOゲームで盛り上がった私達は
翌日チェックアウトを済ませた後、九頭龍神社へと向かった。

特に予定もなく近いからという事で
神社へ行ってくれる事になったのだ。

少し曇り空だったが
こうゆう天気の時こそ龍神は現れる。

道中山奥、年末なのに?それとも年末だからか? すれ違う車もなく
箱根の山道を進んで行く。

そんな中、前に一台の車が現れた。

パトカー

パトカーだった。


それはまるで
”こちらですよ”と言わんばかりの登場の仕方だった。笑
道に迷わないように
先導してくれているかのようで
車内も盛り上がり何だかワクワクした。


かなり長い事道を走ったあと、
山道を下った信号でパトカーは
左へと消えて行った。


確かにここまで来れば分かりやすい道だ。
見慣れた光景がみえている。

その日は雨雲が出ており、道を知らばければちょっとした不安にもなるような天気だ。


だから
こんな事があるとおめでたい私の脳は
まるでスピリットがパトカーを送ってくれたかのように思え、なんて神がかっているのだ!!と思ってしまう。

まさにVIP対応じゃない? 笑笑
そんな最高の気分で、脳内ではドラゴンボールのオープニングテーマが流れていた。

ドラゴンボールをゲットしに行くぞ!

***

九頭龍神社へは水か陸かの2つの行き方があるが、

私は陸を選んだ。
神社の公園へ繋がる散策道があるホテルが近くにあり、そこから歩いて行けるという事と

妹と両親にはそのホテルのカフェで待っていてもらえるという事で都合も良い。

龍神の領域らしく
ポツポツと雨も降ったり、やんだり
寒さもあるので予定通り
神社へは私と娘だけで
行った。


湖に沿って森を抜けていく。
何だかとても気持ちがよく、
娘と水たまりで遊びながら
歩いていく。
まるで子供の頃を思い出し、楽しいさんぽになった。


龍神がいそうな雰囲気

ホテルの人は15分くらいといっていたが
結構時間がかかったように思える。
季節も天候もあってか、人払いしたように
人がいない。

そんな中を娘も私もゆっくりと自然を堪能しながら目的地へと目指していた。


箱根九頭龍の森

散策道をひたすら歩いて行くとやっと左手に公園見えてきた。どうやらついたようで、右手に小さな小屋があった。
私達はそこで入場料を払って
公園内に入り、神社へと向かった。


本宮へ行く前にお宮があれば必ずそこを奉拝してから行くのがならわしです。


珍しい白い鳥居の白龍神社


白龍と聞くとやはり弁天と繋がる私。実は瀬織津姫も水波能売神も弁天も菊理媛も時代背景と役職名が違うだけで、祭祀を行っていた女神達だと古代文献を見ていくと分かっていく。


そんなメッセージだらけの中で白龍神社に出会えるのも
これまた魂との縁なのだろう。
ありがたく白龍様のエネルギーに触れさせて頂き、本宮へと向かう。


トコトコと静かな湖畔を歩くと自然が奏でる音が心地よく心もどんどん穏やかになっていく。色んな素敵なスポットもあり、
写真を撮りつつキャッキャと遊んでいる内に九頭龍神社に着いた。


やっと辿りつけた

家族連れや個人できていた人達が複数いたので、静かになるまで焦らず待つ事にした。

随分長く拝んでいる人、写真を取りに来ている人、観光で来ている人、そして私と娘はご神事で来ている人。笑


厳かさを感じカッコいい

という事で先ず湖畔先にある弁財天様へ奉拝、そしてしばらく湖の鳥居を眺めていた。


うちの金龍をアクティベートさせる為の
旅でもあります

ポツリポツリと人がいなくなり娘と2人っきりになった静寂の中で富士王朝のYoutubeを見たときに聞こえてきたハワイのチャント”エホマイ”が聞こえてきた。

こうなると唄わずにはいられなくなり、娘にも協力してもらい湖の鳥居に向かって奉唱。

唄い終わると風が吹き始めまるで湖自体が龍でその龍が動き始めたかのように
水面が笹波始めた。

それはまるで龍の鱗のようになっていき幻想的な風景に変わった。霧がふわ〜とかかり始め不思議な世界となっていく。
一瞬で龍の領域だ。これで龍と対面できる。そう感じた。


龍の鱗に見える水面

ふっと我に変えると新たな2人の観光客が
近くにいた。フェリーを待っているようだ。

”この人達も私達のチャント聞こえてたのかしら? まあ、いっか! 笑”

と脳支配の声が聞こえつつ

本宮から強いエネルギーを感じ始めたのでそちらへと移動。

先ずはきちんと参拝をし、金龍を
置かせて頂き、古代祝詞を奉唱。

どんどん空気が冷たくなっていき
代表と思われる大きな黒い龍
(何だかゴジラっぽい顔とゴツゴツ感)がそこに現れてくれたのを感じると

”縁を紡いで頂きありがとう”

と伝える。

目を開けると辺りは霧が出始めていた。
周りには誰も居なくなっており


私達もホテルへと帰る事にした。
少しポツポツと雨に降られながらも
深くなってきた霧の中はまるでお伽噺の世界のようになっていった。


そんな中
私と娘はテクテクと霧のトンネルを通過して家族が待っている現代へと戻って来たのだった。


グルグル発見。後ろには湖。
霧で全く見えなくなってます。


別次元の世界感


龍の第一関門突破😊


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