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そこまでダメなわけではない

愚痴とか弱音とかって、圧倒的に「うまくいってる」人には吐き出しにくくないですか?

そういう感情って無意識とは言え「なんだかなぁ…」と思いつつも、なんとなく…悔しくなるような、卑屈になっちゃうような。

そして、癖なんでしょうね。知人たちの前で「ダメなアタシ」になりがちな自分。

学生時代に追々試を職員室で受けさせられたとか(忘れもしないサインコサインタンジェントの試験だった…)、太っちゃってどこで洋服買ったらいいの!?とか、昔の彼にお金を貸したけど勿論戻ってこなかったとか…あんな失敗や、こんな苦手。

だからってわけではないけど、多分「恥ずかしい話を受け入れてもらえそう」オーラは出せているようで、色々打ち明けてくれる人がいる。

うん、わかるよ。頑張れないよね。
そうだよね。どうにもならないよね。
わかるよ!全然おかしくないよ!!

ダメな私が友達の悩みに共感する。

悲しまないで!
もっとダメな人間がここにいる!!
あなたはダメじゃない!


なんとなくついそんなスタンスをとってしまうけど。
時々「そんなにアタシってダメかな」って思いがよぎる時がある。

よく聞くじゃない?
「脳は口にした言葉をそのまま受け取る」ってハナシ。
どんどん本当にダメな人間になっていく…気がする。

でも、ココロがね。
「だけど、いいところもあるよね?」「そこまで酷くないよね?」と言ってくるのよ。
バリバリの承認欲求。

ダメな私はさらけ出せてるけど、頑張ってるとこ、成果が出てるとこ、成功したことは話せない。
アタシの話は置いといて、アナタのハナシを聞かせてよ、って。

だけどさ。

ホントは私もたまには誉められたいから、時々自慢を聞いてね。

#エッセイ #ダメ自慢 #心理 #承認欲求




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