鬼滅の刃から「モチベーションを上げる方法」を考えてみる
「モチベーションが上がらない」
こんな悩みを感じていませんか。
僕もよく頭を悩ませています。
ただ先日、鬼滅の刃の「刀鍛冶の里編」を見ていて、ふと感じました。
”炭治郎の強烈なモチベーションはどこから来るのか”
ここを言語化することができれば、僕らの目標達成にも生かせるのではないか。
もちろん、炭治郎の目的自体は「禰豆子を人間に戻すこと」ですが、
それ以上のものもあったのではないかと考えています。
そして、ある仮説に至りました。
「炭治郎には大義があったからではないか」
目標より目的、目的より大義
目標・目的・大義
この3つが人を突き動かすための原動力になると考えています。
まず、言葉の定義を整理しましょう。
ここで、僕なりの仮説としては、
といった矢印の方向が増えれば増えるほど、
モチベーションや責任感が増し、行動を促進させるのではないか。
そう考えています。
炭治郎のケースでは、
と考えることもできます。
目的が自分に向いているケース
上の例では、目的は他人に向いていましたが、
目的の矢印が自分に向いていることも全然ありますよね。
といったケース。
これが悪いというわけではなく、むしろ正常です。
大抵、「自分のために」が原動力の土台のことが多いです。
ただ、それに加えて「誰かのために」も向いていると、
より一層強い強制力や責任感が生まれると思うんです。
という感じです。
例えば、
「お子さんが産まれたお父さんが、より一層仕事を頑張るようになる」
みたいな話聞いたりしますよね。
それは”大切なお子さんのために” という『目的』が新たに加わったからなのではないかと思うんです。
また、こんな経験はありませんか?
仕事や勉強で、教えてくれたり、助けてくれた人がいて、
「○○さんには散々お世話になったから、結果でお返したい」
「○○さんの期待に応えるために頑張る」
などというケース。
これも、自分が頑張ることの目的が、「他者のために」
という目的も加わったことで、行動が加速していると感じます。
つまり、想いの矢印がどこに向いているか、
そして、その矢印をいくつも増やすことができれば、
責任感が増し、行動が加速するということに気づきました。
大義は考えれば見つかる
大義とは何か
目的が「対個人」なのに対して、
大義は「対全体」です。
『僕に大義なんてないよ!』
と思うかもですが、その通りです。
通常は、大義なんてものはありません。
ただ、「大義は自分で設定できるもの」
そう思うんです。
例えば、
という目標・目的までは立てられたとします。
大義は、このように考えます。
例えば、
試行錯誤して結果を出す方法を型化することができれば、今成果が出なくて悩んでいる同僚を救えるかもしれません。
そしてそのやり方が部内で共有されれば、さらに多くの人の助けになるかもしれません。
もっと言うと、社外の人達にもよい影響を与えられる可能性もあります。
そうすると、自分自身の目標が、「みんなのために」という大義
を帯びてきます。
大義は後付けでいい
本来は「大義→目的→目標」
という順序で考えるのかと思いますが、もはや順序なんてものはどうでもよくて、
『いかに自分自身の行動に意味づけできるか』
ということがモチベーションにおいては重要なのだと思います。
そのために、
「目的→目標→大義」
という感じで後付けの大義を設定することに大きな意味があると感じます。
目標や目的だけでなく、大義まで設定できれば、
「自分を幸せにして、周りの人も幸せにして、みんなも幸せにする」
というwin-win-winの世界を実現できます。
まとめ
「自分の行動が、誰かのためになっている」
「どんなことにも大義は設定できる」
この観点を持つだけでも、視座が上がって自分の行動がより大きな意味を持ちます。
それによって、モチベーションアップ、ひいては行動が加速するというのが今回の結論です。
様々なことに大義を考えていきたいですね。
さて今日の僕の大義ですが、
目標「30分ランニングをする」
目的「痩せることで、周りの人に喜んでもらうため」
大義「ランニングよってまき散らした汗が気化熱を生み、打ち水のように体感温度を下げる。それによって今年の猛暑に歯止めをかける」
では、地球のみんなのためにランニングに行ってきます!
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