見出し画像

俺のドローンパッキング(前篇)/爆速かよSamsung T7/FPVドローン用アクションカムの誕生SMO 4K/FPV trick : 2 Step Tree Climb/室内練習ドローンのおすすめ/横田 淳『週刊ドローンリアルビュー』 Vol. 35

あけましておめでとうございます!
年末年始は関東にて久々にゆっくりと過ごしました。

スクリーンショット 2021-01-06 20.17.47

元旦は君津市の鹿野山九十九谷で初日の出を見て(雲海は出ませんでした)、初飛ばしも毎年のルーティンである白井市の林で行いました。この林でFPVのドローンを飛ばすと2015年の何も飛ばせなかった作れなかった頃を思い出します。実機はどうにも飛ばないのでシミュレータでFPVの練習をしまくり2016年に毎朝4時起きで林に向かい人手が増えるまでドローンを飛ばしては壊していました。

5年経った今、林の木々はいくつか切られ、規制線が貼られていたり、トレイルランの道として利用されていたりと少しだけ雰囲気が変わっていました。変わらないなぁと思っていた場所も5年も経つと変化がありますね。

ちなみに、この日も1機、新年早々に壊しています。

○今週のとんかつ〜とんかつ武信(代々木上原店)〜
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13024248/

画像1


代々木上原駅から徒歩でいけるとんかつ店。いつ(ピーク時間を外して)行っても並んでいます。女性のお客さんが多いイメージです。お店は2階建てで広めのテーブル席が多くあります。これまで2回伺っていますが、毎度ヒレやロースを頼んでしまいます。こちらの名物は”醤油カツ丼”なのですが、並んでやっとこさ美味しいとんかつを食べようという時に名物とは言え、メニューにある”カツ丼”を選ぶメンタルになれないのです…。ロースもヒレもとても丁寧で美味しいです。とはいえ、次こそは醤油丼を…。


それでは今週のメルマガです。

▼035
-----------
                         2021/01/06
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
横田 淳『週刊ドローンリアルビュー』 Vol.35


毎週水曜日発行
◆◆◆────────────────────────────◆◆◆


今週の目次─────────────────────────────

1.今週のトピック
2.横田のドローンガジェットレビュー
3.世界のおすすめ動画解説
4.連載:FPVドローン入門〜エアートリック〜
5.Q&A(何でも質問回答)

--------------------------------------------------------------------

1.今週のトピック

日本中・世界中でドローンを持ってコンテンツ企画、イベント運営、撮影している著者が毎週違ったトピックで旬な話題を提供します。

--------------------------------------------------------------------

『俺のドローンパッキング(前篇)』

画像3

この1年は日本全国様々なところを移動していて、かつ、ドローン業界外の方と接することが多かったです。初めての方と会話するときに、

「どこ住んでるんですか?」

という質問をする・される人は多いと思いますが、それに対する僕の回答は

「最近はどこも住んでないんですよねぇ」

というもので、ホテル暮らしが大半と聞くと皆さん好奇心を持った目で見てくれます。固定の住居を持たないことで移動に対する制限がなくなり、フットワークが軽くなります。行きたいところに行けるのはとても精神安定上も心地よく、いい事ずくめなのですが、ドローンをやっていると”アイテムの持ち運び”に苦労します。

スチール・ムービーの撮影をやる方やDJI製品中心のドローンパイロットは、行く場所や用途に応じて機材のチョイスを変えればある程度対応できるので、キャリー+バックパックさえあればおよそ対応できます。むしろバックパック一つでもなんとかなることが多いのではないでしょうか。

ここにFPVドローン系のアイテムが加わると大変で、ゴーグルやプロポといったギア類から、自作ドローンの予備パーツから工具まで準必須アイテムとなってくるためパッキングはとても重要になってきます。

機材車が手配できたりする広告案件やまとまった仕事なら大して気に留める必要もないですが、日本全国、海外を含めた様々な良い景色を良いタイミングで撮りたいならフットワークを軽く移動し、どんなシーンでも対応できる状況を作ることはとても重要になります。

この1年、様々なバックパックや化粧箱、キャリーケースを試し、実際に使う機材の頻度や役割を考えてパッキングする日々が毎日のように続きました。そして行き着いた今のベストパッキングを紹介したいと思います。


【FPVドローンパッキング:1day-都内MTG編】

画像4

ちょっとした会合やMTG、イベントへの参加時などはトートバッグにすべてを収めて動き回る最小構成のFPVスタイルです。

○トートバッグ(ORCIVAL)
https://amzn.to/2L9xhu9
○プロポケース(ハイペリオン)
https://amzn.to/3rYlmQA
○自立するポーチ(無印)
http://muji.lu/3hL6MHi

●入れる内容
MacBookPro 15インチ+AC電源
Futaba 18SZ
Fatshark HDO2
各種アンテナ
Betafpv 75X
リポバッテリー
USBケーブル一式(TypeC、TypeB、変換コネクタ)

●解説
FPV系アイテムはカメラ機材よりも壊れやすく、機材を単体でバッグに入れられないという特徴があります。そのため、サイズ的に入るからといってバッグに詰め込めるわけでもないのがポイントです。僕もこれまでは、背中に背負い込むTorvolのバックパック(https://amzn.to/2Mzlt4N) を利用していましたが正直ダサいし大きいのでちょっとした移動には不適格です。都内のビジネスマンやクリエイターよろしく、颯爽に駆け回るならトートバック一つに落とし込みたいところ。

画像5

このORCIVALのトートバックはMBP15インチがすっぽりと収まる小さなトートバッグですが、底面が長方形になっていて自立します。これは結構ポイントでリュックサックやトートバックでも自立しないでペタッと地面に倒れてしまうとアイテムの取り出しに時間がかかってしまいます。またこのトートは口あきタイプなので開閉作業がなくすっと取り出しが可能なのがポイントです。素材もかなり厚手の布で頑丈なので都内に限らず、海や山などの不安定な地面でも自立してくれるので重宝します。

画像6

プロポケースには長年愛用しているハイペリオンのケースを使っていますが、これにプロポ+ゴーグル+アンテナ+75Xすべてが入るのがポイントです。ちょっと小さなプロポケースだとゴーグルのサイズが合わずに入らなくなります。

また僕が使う18SZは液晶がついているのですが、その部分が凹になっているのでここにタイニーサイズなら余裕で乗ります。75Xサイズとなるとチャックが閉まらなくなるので、ゴーグル側にドローンを寄せて凹凸を考慮して配置することですっぽりドローンまで収まるのです。リポバッテリーも2,3本なら入りますので、このプロポケース1つでFPVマイクロドローンを数本フライトするくらいなら簡単にできるということです。

トートバッグにはプロポケースを縦に入れることでその横にスペースができますので、そこに無印の”自立TPUシリーズ”のケースを用いてケーブルやその他グッズとの線引を行うことが可能です。

2020年はこのパッキングスタイルをめちゃめちゃ多用しまして、初めての偉い人が集まる会合やイベントなどに持ち込み、賑やかしのドローン飛行を何度も行いました。皆さん、まさか僕がドローンを持っているなんて思いもせず、トートバッグからガサゴソと徐にゴーグルを装着し、ドローンをセットし、大きなコントローラーを手に、わずか準備時間5分以内でフライト開始することができます。

【FPVドローンパッキング:1-2day-小旅行編】

画像7

ここから先は

8,004字 / 6画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?