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yokon
2022年5月13日 23:24
「ビィーーーーーッ!」霊柩車が出発する。まるで、終戦記念日のサイレンが響き渡り、黙祷するような感覚で外に出た。もう亡くなったはずのあの方が、旅立つ。あぁ、ありがとうございました。ふと横を見ると、右側には10年近く前に出会ったお医者さん。左には、これまた学生時代に出会った産業技術系の偉い先生。そして、あの霊柩車で旅立つのは大学の創始者、学長だ。右隣のお医者さんに話しかける。