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仕事が舞い込む名刺のまとめ

名刺は誰もが持ち、誰とでも交換できるもっとも最初につくるべき営業ツール。ノウハウは過去の書籍などでも書いてきたので、ここでは本質論的なことを書いておこうかな、と思います。

基本は共通点を見つけるということ

名刺は情報を満載にする。これがLEGALBACKSで伝えている基本メソッド。まあ、これも完全オリジナルというわけではなく、名刺の改良は過去から言われていたもので、士業の世界の中ではかなり速く取り組んだだけ、と言ってよいでしょう(2003年)。

基本的に、掲載する要素は2つ。それはパーソナリティと信頼要素。あなたの情報が掲載されているということと、あなたに仕事を頼んでも大丈夫だと思ってもらえるかということ。

まずはパーソナリティ。これは基本的には相手との共通要素を見つけてもらうことにほかなりません。いわゆる「自己開示」というやつですね。自分から情報を提供し、相手との共通点を相手側から見つけてもらう。共通点があれば打ち解けやすいですし、まあ言ってみればそれがひとつのポイントです。

この共通点を見つけるということを、トークでできる人はトークですればいいし、絶対に書かなければならないというわけではありませんが、開業初期はこれが一番ラクでしょう。相手が勝手に喋ってくれるし。また初対面での質問というのは、打ち解けてないとなかなかできるものでもなく、そういう意味でもラクにしてくれます。

このあたりのことはすべてこれまでの書籍とLEGALBACKS(旧天才塾)で公開してきたので、詳細はそちらで。

仕事を依頼するのにふさわしい実績

もうひとつの重要な要素としては、仕事の実績というものがあります。キャリアが何年なのか、何件仕事をこなしてきたかなどの実績を掲載しておくというのがひとつのセオリーです。

この人、感じが良い人だなと思ってもらえたら、次は「信頼できるか」です。この2点をクリアしたら、人と会ったあとに仕事が舞い込みやすくなります。

見えないポイント

名刺の改良とかは、LEGALBACKSや私の本だけではなく、ほかにももっと専門的な書籍もあるので、独学でもそれなりに効果的な名刺はつくれます。そもそも私も独学だし。ただ、書籍では見えないポイントがあるので、それだけ最後に解説しときます。

1.名刺は何度も改良するものである
つくっておしまいではなく、名刺交換をし続け、相手の反応を見て改良を加えていく。反応のなかったワードは削除する。掲載してなかったものでも、盛り上がった話題は名刺に追加していく。こんな感じ。
2.名刺が良くても仕事がこない場合がある
名刺が抜群によくできていても、実際に人と会ったときにどんなコミュニケーションをしているかによって、効果は変わります。名刺はいいんだけど、テンション低いとか、ホスピタリティが低いとか…こういうのはなかなか自分では気付けません。
3.自分のビジネスステージによっても作り分けが必要
例えば、組織として事務所を成功させたいのであれば、トップの名刺があまりにも情報満載でチラシ感があると、ブランドはつくれないでしょう。そういう感じで、ステージごとに名刺を変えることも重要。徐々に情報を落としていくって感じですね。

というわけで、たかが名刺されど名刺ーですけれど、人が絶対に持つもので、一番捨てにくいツールです。何もトライしたことのない方は、やってみましょうー。

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