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いまこそ、士業がSNSを使うべき理由。松本淳氏のSNS活用講座を終えて。

2021年の3月まで、私はSNSを過小評価してました。私の主な仕事は士業向けの経営コンテンツの開発・制作、そしてコンサルティング。「専門家をSNSで真っ先に探す人はまずいない。最初は知り合いから。そして検索エンジン。SNSで『検索』することはありえない。」という分析から、あくまでSNSは士業マーケティングの補助的存在だという認識でした。

ところが、それを一変させた出会いがあります。まずはこれを見てよ。見てくださいよ。

1078いいね(記事執筆時点)。確かに、私はそれなりに著作も書いてきたし、士業の世界ではそれなりの知名度があると思ってる。でも、ツイートしてもいいねが10を超えることは稀で、そんなリアクションの取れないTwitterなんて、とりあえずアカウントだけ持ってりゃいいや的な感じでいました。まあ、不貞腐れていたとも言える。

ところが、そんな私のTwitterをたった1時間弱のアドバイスでここまで変えてしまった人がいる。それが、アースメディア代表の松本淳氏だ

Twitterは3万フォロワー超え普段のツイートも毎回のように数百いいねがつくしかも独学、独自研究でここまでやってきたということだから驚きだ。もちろん、先ほどの私のツイートは運が良かったとも言えるし、たまたまかもしれない。でも、数百いいねが付くツイートはある程度コンスタントにできるようになった。

私も仕事柄、様々なコンサルタントに会ってきたけれど、松本さんのSNSメソッドは本物だった。そして、私はSNS依存症になった(笑)。だって、極論言えば、もう仕事はSNSがあれば取れる、ということがわかったから

松本さんのアドバイスを実践し(本当にアドバイス頂いた日に実践した)、結果が出たことを確認したのち、松本さんにセミナー講師を正式に打診した。士業向けに、SNSの活用方法を指南してほしいと。そして2021年5月。TwitterとLinkedIn活用法のオンラインセミナーを、LEGALBACKSで実施しました。

その内容の一部(本当にごく一部)を挙げるとこんな感じ。

・各SNSの媒体特性を理解する
TwitterやLinkedIn、Facebookなど各SNSにそれぞれの特性がある。実名なのかそうでないのか。主にどんな情報がやりとりされるのか。また文化は?こういった媒体それぞれの理解を深めることが重要。匿名アカウントが多いTwitter、実名のLinkedInとFacebook。それぞれにメリットとデメリットがあるということだ。

・SNSのアルゴリズムを理解する
ベタな表現で恐縮だが、理系的アプローチと文系的アプローチがSNSには重要だということが、松本さんの話からはよくわかる。例えば、Twitterで露出を高めたければ、ただ共感を生むツイートを繰り返せばいいというわけではない。Twitterが好む行動をする必要がある。逆にTwitterが嫌う(例えば外部リンクとか)行動もあるわけで、理系・文系どちらからもアプローチが必要だということがわかる。

・SNSの向こう側には人がいる
松本さんは「ファンづくり」と言う。これ、ほとんど考えられてなかったことだと思う。当たり前といえば当たり前なんだけど、ただツイートして待っているだけの人が多いということに気付かされる。どのような行動をすれば、SNSの向こう側にいる人が喜ぶのか?そういった点からのアプローチって、案外考えられていないと思う。

と、そのほかにもプロフィールの考え方、写真、ツイートの方向性、各SNSのより細かいアルゴリズムの理解など、本当に聞けば聞くほど自分がSNSを過小評価していたことを知らされて恥ずかしい。はずい。ぴえん。

ここで士業のマーケティングに話を戻そう。士業の仕事というのは、クライアントにとってはとても重要なもの。誰に頼んでも良いって言う仕事じゃない(中にはあるけど)。だから、一義的には知り合いから専門家を探すという導線が成り立つ。やっぱり知り合いからの紹介というのは安心できるからね。その次が検索エンジン。そういう流れ。だから、ずっとアナログで人に会うことは重要だと説いてきた。

でも、2020年のコロナ禍でそれは一変した。説明するまでもないと思うけど、新しく人に会うことが極めて難しくなったわけ。そうなると、マーケティング手段は検索エンジンに表示されるリスティング広告になってくるわけだけど、これも言うまでもなく新規参入が増えれば、広告費は高くなる。人には会えないし、ネット広告は高くなる一方。それを打破するのがSNSというわけです

出し惜しみして文句言われるのもアレなので全部書いちゃいますが、士業は「他士業」と「経営者」に会えば、何かしらの仕事の可能性が高まります。経営者に会えれば、何かしら提案できる可能性があるし、他士業に会えば案件を紹介される可能性は高まります。もっとも紹介が多いのは、他士業。これは15年以上、全国の士業にリサーチしたので間違いないです。

もちろん、SNS上でつながって興味を持ってもらうためには、USPの確立なども必要ですけど、そのあたりはあとからだって考えられるし、構築できる。まずはプロフィールづくり。ここが上手くできれば、SNSからは本当に仕事取り放題だと思うし、士業がSNSをやらない理由はいま、ないと思う

それにしても、ここまでのノウハウを独自に積み上げてきた松本さんには本当に脱帽。私も改めてコンサルタントとして努力しなきゃね、と振り返る良い機会にもなりました。多謝。

そういうわけで、士業ならSNSやらない理由はないよ!いますぐやるべき。でも、世の中にあるSNSノウハウは結構間違っているので、運用には注意。ということだけは覚えておいてください。

松本淳氏の解説した士業向けのTwitter&LinkedIn活用講座は、LEGALBACKSご入会でご視聴いただくことが可能です。LEGALBACKSからお申し込みください。なお、お問い合わせはパワーコンテンツジャパン株式会社のウェブサイトか、横須賀輝尚のSNSアカウントのDM等でお問い合わせください。

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