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「2020」真面目な士業のための成長戦略

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自らの行政書士開業経験。経営コンサルタントとして2000名以上をコンサルティングしてきた取り組みの中から、士業・法律実務家のためのマーケティング、営業、経営の解説をしています。無…
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記事一覧

士業のセミナーマーケティングのまとめ

さて、そろそろこの真面目な士業の成長戦略「2020」も大詰めです。2015年に実施した未来予測セミナー。ほとんど当たってます。最後のメッセージは「士業を極めよう」ですからね。今回は、「2020」の最後の方のテーマであった、セミナーマーケティングのまとめです。 セミナーで最も重要なことこれもよくセミナーで受講者に質問したのですが、セミナーで最も重要なことって何だと思います?そう聞くと、「集客」「価格設定」「トークスキル」など、様々な回答が出てきます。まあ、答えがあまり出ないか

コンサルタントになるための条件

2015年に実施した横須賀輝尚最終公演「真面目な士業のための成長戦略 2020」というセミナーをもとにコンテンツをまとめてきたこのマガジンもいろいろ終盤です。このセミナーの最終コンセプトは「士業を極める」。そして、本編ではコンサルタントになろう、ということで最後にはその心構え的なことをお伝えしていました。 知識についてもう、専門知識があるのは当たり前です。少しくらいのことなら、すべて検索できてしまう。Googleでは検索できない知識を持つ。YoTubeでは体験できない経験が

コンサルタントのビジネスモデル

最初のポケモンはメッソンにした横須賀輝尚です。ポケモンをプレイするのは赤緑以来で、いまこんなに進化しているんですね(笑)。モンスターを仲間にするタイプのゲームはこれまでも続かなかった方なのですが、食わず嫌いもアレなので、チャレンジしようと思います。 さて、コンサルタントの突破口とブログコンサルタント物語という記事を投稿しました。 士業はコンサルタントにならなければならない、と長年お伝えしていますが、コンサルタントになるということは、コンサルタントとしての構造を理解すること

"ブログ"コンサルタント物語

この記事を執筆しようとしたところ、YouTubeチャンネル一圓克彦&横須賀輝尚のチャンネル登録者数が2000名を突破し、おもわずビビりながらツイートしてしまった横須賀輝尚です。 そういえば、私の原点はブログでした。いまでいえばブログもSNSのひとつですよね。あの頃は私も23歳。あれから熟練の頭脳と技術(?)でもう一度SNSに取り組んでおります。そのブログです。 コンサルタントになるためには、まずは手法特化か業界特化など、何か突破口を開くための選択が必要である、とお伝えしま

コンサルタントとしての突破口

Twitterでも士業・コンサルタントについてツイートしています。褒められれば褒められるほど(※いいねやリツイートのこと)、やる気が出ますので、そのあたりよろしくです。 業際問題はついてまわる問題ですが、法令遵守は当たり前として、ほとんどの議論のレベルが低いのが残念です。またそのうち業際問題についてはツイートしたいと思います。さて。 このマガジンは、2015年に私が企画した横須賀輝尚最終公演「真面目な士業のための成長戦略『2020』」というセミナーをベースに執筆しています

マーケティングを学ばずに、売上を伸ばす方法

経営天才塾としては始まった現在の「LEGALBACKS」も、2019年で12年。膨大な数の学習コンテンツをつくってきましたが、この考え方だけは2007年天才塾開始当初から伝えている考え方です。忘れもしない2007年4月27日、このトピックも初回の定例セミナーで伝えたものです。 2007年頃といえば、インターネットから集客するというのは、私のような側にいる人間にとっては当たり前のことでしたが、一般的な士業にとってはまだ最先端でした。ですから、インターネットマーケティングもかな

商談成約率を高める方法

「2020」の記事もいつ以来か…まあ、このあたりは持ち場中の持ち場なので、文体もテンションもすぐに取り戻せると思います。たぶん。 問い合わせはすべてアポイントに変える基本中の基本ですね。お客から接点があったら、それはすべてアポイントに変える。電話口やメールで依頼を決められるのは、安い場合のみ。安さを売りにしたいという人は少数派でしょうから、まずはアポイントを取ることに集中します。ポイントは、お客の相談にはざっくり答えて、会った方が得だという提案をすること。これに尽きます。

士業事務所のニュースレターのまとめ

ニュースレターという言葉がすでに確立されたものですが、ニュースレターそのものを出すことが本質じゃないんです。今回はそういう話。 基本は木戸一敏「あなたレター」名刺交換、ハガキ、ニュースレターはひとつの鉄板サイクルです。もう10年以上もお伝えしてきていますけど、アナログ営業はここまでやれば十分。LEGALBACKSでも教材で詳細な解説をしていますが、ニュースレターの基本は木戸さんの本で学ぶべし。 士業の場合、木戸さんのメソッドを少し工夫しないとならないのですが、基本ベースは

仕事が舞い込む名刺のまとめ

名刺は誰もが持ち、誰とでも交換できるもっとも最初につくるべき営業ツール。ノウハウは過去の書籍などでも書いてきたので、ここでは本質論的なことを書いておこうかな、と思います。 基本は共通点を見つけるということ名刺は情報を満載にする。これがLEGALBACKSで伝えている基本メソッド。まあ、これも完全オリジナルというわけではなく、名刺の改良は過去から言われていたもので、士業の世界の中ではかなり速く取り組んだだけ、と言ってよいでしょう(2003年)。 基本的に、掲載する要素は2つ

アナログ営業のサイクルのまとめ

アナログ営業とは人に会う営業。でも、ただ会うだけと効果半減。ここでもLEGALBACKS(旧天才塾)で鉄板とされてきているアナログ営業のサイクルを解説します。 アナログ営業の重要性などはこちらの記事も参照してください。 基本的には、こんな流れです。 名刺交換 → ハガキ → ニュースレター 順を追ってみていきましょう。 名刺交換ファーストステップですね。交流会、セミナー、飲み会、各種団体への参加など、直接人に会える場所を探します。基本的な考え方としては、他士業、経営

なぜ、いまでもアナログ営業が重要なのか

LEGALBACKSでも「鉄板」と言われるアナログ営業。要は名刺などのアナログツールを見直して、直接人に会いに行く地道な営業のこと。ネット全盛、SNS全盛のこの時代に、なぜいまも「アナログ営業が重要」と言い切れるのか。今回はそんなお話です。 まず、誰に相談する?士業は探される存在。それはもう過去の記事からもわかると思います。 ネットマーケティングが有効なのは、お客に何か法律的な困りごとやニーズが発生したときに、士業を探すという行動に出るから。つまりは検索エンジンで検索する

士業のSNS活用のまとめ

正直、業務・顧問を取るということにフォーカスしたら、SNS活用は不要です。でも、いろんな人がブログがんばれーFacebookがんばれー動画がんばれーとか言っているので、そのあたりを整理しておきます。 業務・顧問をダイレクトに取るなら、SNSは不要結論から言ってしまうと、業務・顧問を取るだけなら、SNSを駆使する必要はありません。もちろん、使ってマイナスではないですが(まあ、運用によってはマイナスになっちゃうこともありますが)、SNSに多大な労力を費やすくらいなら、アナログ営

キーワード選定と広告文の考え方

リスティング広告は最強(でも万能じゃない。過去の記事見てくださいね)。でも、キーワード選定と広告文ができていないと、依頼はおろか表示すらされません。そういうわけで、そんな話です。 まず、あんまり具体的な「どれ?」というキーワードや広告文を掲載することはここではできません。過去、天才塾時代だったときから会員が血を流して見つけてきたキーワードや広告文を掲載してしまうと、それをそのまま真似できてしまうからです。 LEGALBACKSでは、具体的なキーワードについても、相談を受け

士業のLP制作のまとめ

いまや士業もランディングページをつくって広告を出すということが当たり前になりました。そういうわけで、つくるときの注意点、まとめておきます。 マーケット調査を行うランディングページ+リスティング広告は鉄板といえば鉄板の営業方法。よくセミナーでもお伝えしていましたけど、「最強だけど万能ではない」んです。 まず、人口がいない超地方都市では無理。だって仕事がないんだもん(笑)。商圏を広げるって方法もあるんですが、基本的にお客は近い人に頼みたいという気持ちが強いので、超低単価にでも