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コンサルタントとしての突破口

Twitterでも士業・コンサルタントについてツイートしています。褒められれば褒められるほど(※いいねやリツイートのこと)、やる気が出ますので、そのあたりよろしくです。

業際問題はついてまわる問題ですが、法令遵守は当たり前として、ほとんどの議論のレベルが低いのが残念です。またそのうち業際問題についてはツイートしたいと思います。さて。

このマガジンは、2015年に私が企画した横須賀輝尚最終公演「真面目な士業のための成長戦略『2020』」というセミナーをベースに執筆しています。やっと後半戦という感じなのですが、ここからはコンサルタント編です。士業が士業を極めるということは、業務を純粋に極めていくことではなく、コンサルタントになっていくということ。業務だけの追求は、お客のことを考えていないエゴです。なぜ、コンサルタントにならなければならないのか、そのあたりがわからない人は、過去の著作をご覧ください。とりあえず、天則をお読みいただくのが良いかと思います。

さてさて、士業が目指すコンサルタントの姿は、正直自分で選べば何でもよいと思います。このあたりは士業としてどうこうというよりは、ある種生き方の問題なので、好きなものを選んだらいい。ただ、目指しやすい方向性としては2つ。経営(会計も含む)か、組織に関するコンサルタント。このいずれかの方向性です。ちなみに、法律や会計のアドバイスなど、士業としてのアドバイスができるっていうのは最低条件です。

では、具体的にどうしたらコンサルタントへの道が拓けるのかといえば、セミナーの中では「突破口」と表現していました。突破口は3つ。「手法特化」、「業界特化」、「客層特化」です。全部ができるようになるのは大変ですし、時間もかかる。加えて個性も出にくい。そういうわけで、最初はこの3つの方法を推奨しています。いずれかを選ぶって感じですね。

手法特化というのは、何かしらの手段に特化する方法で、例えばマーケティング系のコンサルタントになりたいなら、マーケティング全般ではなく「DM」、「ネット広告」、「チラシ」など、ひとつの手法に特化して極めていく。私の場合はこれがブログでした(2003年)。手法を極めていくと、その道のプロとして認められ(もちろん認められるための努力も要りますが)、道が拓けます。特徴としては、業界客層関係なくお客が集まります。

2つ目が業界特化。私の場合だと「天才塾」時代から今もそうですね。業界を知り尽くして、その専門家になる。特徴は、この業界のあらゆることを解決するコンサルタントになるということ。マーケティングから資金繰り、組織や経営戦略に至るまで、業界特化の場合は経営に関するすべての相談が来るのが特徴です。

最後が客層特化。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、10名未満の会社専門とか、女性が多い職場の専門家とか、そういう絞り方です。この3つの中では、やはり最初の手法特化がもっとも取り組みやすいと言えるでしょう。まずは手法に特化して、その道を極めていく。ここがコンサルタントとしての突破口になります。

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