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メロンパンGO


ラブストーリーは突然に
ギックリ腰も突然に

1日にメロンパン100人計画
配る2日前のこと

トイレに入った瞬間、腰に電気が走って
私は崩れ落ちた

「立てない」

もう終わった…

………

30秒そう思った

だが31秒目からどうすればいいか考えて
深呼吸してまずは落ち着いた
そしてゆっくりゆっくり立ち上がれた
鍼灸師でもギックリ腰になるのだ

そうだ メロンパンを配ると宣言している
メロンパン配れるのはオレしかいない(笑)

(このX ポストのツリーを見ていけば
4月14日その日の1日の様子がわかります)

これをやめても誰も何も困らない
それでもやめるわけにはいかない
謎の使命感に駆られて立ち上がった

スタート前から最悪なら
あとはいいことしか待っていないはずだと

自分にできるセルフケアを入念に行い
近くの鍼灸院へ

利楽須の見上院長ありがとう!

めっちゃ上手でかなり痛みが軽減
お陰で「行くぞ!」と自信回復できた
持つべきものは近くの鍼灸院だ

いざ出発
横浜発で金沢への夜行バス
9時間半は長い、身体が痛い、眠れない
3回トイレに行く
それでも夜は明けて到着

金沢駅内のパン屋さんドンクで50個購入
(ドンクどこにでもある)

ドンクで買ったメロンパン50個
竹カゴに入れてISHIKAWA GO


僕は石川、今は石川県
石川が石川でメロンパン
1日に100人に手渡す旅スタート


金沢の鍼灸師たっちゃんが出迎えてくれた

顔もサポートもイケメンなたっちゃん



まずは鍼灸科のある金沢医療技術専門学校へ

未来の鍼灸師が光り輝くことを願って✨

当たり前のようにメロンパンを手に持つ2人


ここからたっちゃんの運転で海岸線へ
内灘町→かほく市→羽咋市と
能登半島入口まで向かってもらった

途中、想像以上の被害の現場にも立ち合う
(敢えて載せません)
見てみないと分からないことがある
見たからといって
これは一部の側面でしかないとも思う
それでも自分の肌で感じたことは大きかった

1人で回るのではなく
石川県在住のたっちゃんが共にいる
そうして一緒に回れたことが住民の方への警戒心を和らげてくれてとてもスムーズに回れた

持つべきものは繋がれる鍼灸師だ

神奈川から支援活動で来られている方々
これからの作業前にメロンパン
区の総会前の皆さんにメロンパン
羽咋市のシャルドンで店主さま&たっちゃん
左メロンクリーム味とコーヒー味メロンパン


朝イチからいろいろ案内してくれて
羽咋(はくい)駅でたっちゃんとお別れ

断食中のたっちゃんと水で乾杯

この水のラベルの言葉どういう意味だろう?
あとで調べたところ
『能登のやさしや土までも』
という言葉に出会った

能登の人たちは、やさしい。
土までもやさしいと感じさせてくれるほどに

という意味だそう

能登半島は入口の羽咋市止まりだったけど
石川県どこへ行っても人のやさしさを感じた

羽咋駅前のこのハンバーグも美味しかった

グリル&ハンバーグNinoさん
お腹いっぱい

そして1人になったカツ
メロンパンを手渡し歩く

石川県どこも桜が綺麗だった
メロンパンと桜が合う
いろんな人が受け取ってくれました


時間リミットで
再び電車で金沢駅へ
ここまで76個のメロンパンを配る

最後の目的地は
『世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス広坂総本店』

自分もメロンパン愛があると思っていたが
はるかに上をいく人がいると知った日
ご主人とメロンパントークで楽しかった!

金沢発 焼き立てのメロンパン
新幹線で20個の香りを放ちながら東京へ

鍼灸柔整フェスの会場に持っていったら
みんな寄ってきてくれてすぐに配り終えた

僕が人気者なのではなく
メロンパンが人気

これで1日に100個メロンパン配り完了
3年前は関東、2年前は東海
1年前は関西、今年は石川で

意味があるのかないのか
初めは大して意味なんてなかった
自分にできることをやっただけ
それからだんだんメロンパンが伝わり
人から人へ意味を持たせてくれたように思う
メロンパンの解釈は無限大

メロンパンの優しさと柔らかさ
毎年の4月は自分にとって思い返す時
この気持ちを忘れてしまわないように

能登の方から
こんなありがたいポストもいただいた🥹

これからもメロンパンが巡り巡ることを願って

TOKYO GO
ISHIKAWA GO
誰でもGO
自分なりにGO
どこにいてもGO
メロンパンGO

メロンパンおじさんことヨコスカのカツ

メロンパンおじさん2024
石川から東京でメロンパン配り完了
またどこかで会いましょう🍈!

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