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#3 カレー屋さん2日目

怒涛の1日目の営業が終わり軽くご飯を食べて、買い出しや片付けが終わったのは夜11時頃でした。

2日目もありがたいことにたくさんの予約が入っていましたが、1日目よりは落ち着いた量だったので少し楽かもしれないと思い、前日の仕込みは付け合わせの煮卵やサラダを作ることに。

大量の仕込み作業には慣れず手際が悪いながらにも夜中の2時頃には仕込みを終えて休みました。大量の玉ねぎには手をつけないまま、、、

2日目の朝、6時からの準備開始。炊飯器のセットをしておいてから玉ねぎに取りかかります。

朝ごはんの用意をしているような感覚になるけれど、お昼用の準備をしているのです。
もっと効率よくこなせるようになりたい。

今まで趣味のカレー作りでたくさん玉ねぎを切ってきたので慣れてはいるけれど、慣れた程度じゃ到底プロの料理人や敏腕主婦スピードには敵いません。

それでも淡々と玉ねぎカットをこなす。きれいな形に揃ったみじん切り玉ねぎをすばやく作れるように日々精進しなければ。

ここから玉ねぎ炒め。
昨日は一気に鍋に入れてまったく水分が飛ばなかったので、今日は何回かに分けてフライパンで炒めて寸胴鍋に移すことにしました。

時間はかかったけれど程よく色付いて水分の抜けた玉ねぎが完成。しばらくはこのやり方でいこうかな。いや、そもそも毎日そんなにたくさんお客さん来るのかな?

1日目とは違いその後も順調に準備を進めていきオープンまであと30分。問題発生。

鍋で大量に作ろうと思ったチャイが全然沸かない。

単純に時間配分をミスしてチャイに取り掛かるのが遅かったのでふ。オープンから3日間はサービスでドリンクを1杯プレゼントしていたので大量に準備しておく必要がありました。

チャイを漉す作業にも手間取る。
趣味のチャイ作りなら右手に茶漉し、左手に小鍋でバーっとチャイを容器に移せばいいのですがそれができない。なのでチャイ用にアク取り網を買って茶葉やホールスパイスをだいたいすくってから、茶漉しをセットした保温ポットにおたまでチャイを移します。

時間もかかるし、なんかめちゃくちゃ効率悪いよなぁ。早めにいい方法を考えないと。

余裕を持ってオープン時間を迎えるつもりが結局バタバタしながらオープンを迎えました。

2日目で少し盛り付けオペレーションにも慣れてきて、盛り付ける食材のセッティングもきれいにできました。

キッチンスペースが狭いので効率よく並べないとテイクアウト容器にカレーを盛り付けるスペースが確保できないのです。盛り付け時にはシンクを板でふさいで作業スペースにしています。

お昼頃に受け取り時間指定の予約が多く入っていたけれど、チャイに手間取りスムーズにお渡しできず、、、ほんとに申し訳ありません。

時間には余裕を持ってオープンできるように仕込みの段取り、調理の順番、時間配分を見直さないといけませんね。

2日目も反省点がたくさん。カレーの味や辛さも1日目と比べて少しバラつきがあります。

自分の作れる最高のカレーを完璧に作りたいし、さらに美味しく改良もしたい。

その日に使う食材や水分量によっても変わってしまうのでできるだけ均一になるように考えていかなければ。。。

結局ドタバタなカリースパイス山路のカレー屋さん2日目でした。

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