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見ると頑張れる写真

いま、noteで開催しているテーマ、「#今年のベストショット」。

2018年。今年は間違いなく、私にとっても、家族にとっても思い入れのある年になりました。なにしろ待望の娘が誕生したのですから。

そんな節目の年である今年のベストショットは、こちら。

生まれた直後、初めてこの腕で娘を抱いた時の写真です。

予定日になってもなかなか出てくる気配がありませんでしたが、陣痛促進剤などにより、6時間程度で生まれてきた我が子。私にできることは、ひたすら妻の腰をさすり、そして後は待つことでした。

五感が蘇るほどの特別な瞬間

分娩室に移った後のドキドキ、緊張感、産声、重さ、匂い、すべて昨日のことのように鮮明に思い出されます。特にその感覚はこの写真を見るとさらに鮮やかに思い出すことができます。

そして、いつ、どんな時も、この瞬間を思い出すと、頑張れる気がする。だからこそ、この時の写真が、今年のベストショットだと思いました。

あまりの喜びに、リュックを背負ったまま撮っている私。さらに、暗いところで、スマホで撮った写真。娘の顔も半分くらいしか見えていません笑。でも、クリスマスにプレゼントをもらった子どものように、一人で家に帰った後も、何度もこの写真を見返し、余韻に浸っていた気がします。

今の自分に影響を与える写真が、ベストな写真

自分にとって良かった写真って、ピントが綺麗に合っていたとか、構図が良かったとかそういうのではない気がします。その瞬間の気持ちがありありと蘇り、さらにその後の自分にポジティブな影響を残している写真。そんな写真が自分にとってのベストショットだと思いました。

心が動いた時の写真を、これからも残していこうと思いました。

(おわり)

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