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お母さん。孤独にさせないこと…😌

学校に行きづらい子ども達の
フリースペース
IROHA
不登校の中高生の
新しい学びの場
IROHA らぼ
2つのスタッフリーダーとなって
一年になります。

私の1人娘の不登校経験が
少しでも誰かの力になれば
と言う想いがあったので
お声がけを頂いた時には直ぐに
引き受けさせていただきました😊

振り返りもホッとする間もなく
目まぐるしく過ぎて行きました
本当に自分でも意外にタフなことにも
気づきました🤗

実際に関わるお子さん達は、
小学校低学年から
不登校のお子さん達です。
私の娘は中学2年生の冬から
五月雨不登校でしたので
私の経験値では計り知れない

暗く長い長いトンネルを
早くから歩んでいるお子さん達

初めは、子ども達にも、
その親御さんにも、
どのように接していけば良いのか、
正直戸惑いながらのスタートでした。

でも、関わる中で感じたのは、
学校に行きづらい理由や原因は
皆それぞれ
100人いたら100人の
ストーリーがあります😌

ただ何年生からであっても、
大切なことは同じだと。

親御さんにもお子さんにも
大切なのは

親子を「孤立」させないこと
「孤独」にさせないこと

子どもが不登校になると、
最初は何とか学校に行けるように、
親子で奮闘します。

学校と連絡を取り合ったりする中で、
段々と心身共に疲弊して

学校から距離をおくようになります。 
そうして、親子ともに孤立

家庭内でも
夫婦間の意見の相違が顕著になり
夫婦共に孤独に

親子で一緒に居ると、
やはりお互いにイライラし、
不安がつのります。
学校に行かないで
ゲームやYouTubeに明け暮れる
子どもを毎日見ていると、
親御さんは不安でいっぱいに

子どもも、親が不安ですから、
やはり同じように不安に
お互いにイライラがつのり、
ケンカし悪循環に

そんな時に重要なのが
「親子の物理的距離」と
「不安や心配を吐き出せる相手」

そのためには
「安心安全な居場所」
「寄り添って話を
聴いてくれる人の存在」
がとても必要だと…😌

安心安全な居場所に過ごすことで、
子ども達は疲弊していた心に
元気を取り戻します。

寄り添って話を聴いてくれる大人と
出会うことで安心を得ます。
安心を感じると
子どもは何かしようと
意欲が湧いて
「暇やー」と言い出して
動き出します。

親御さんは
日中に預けれる
安心安全な居場所があることで、
物理的距離にホッと一息がつけます。

自分だけの自由な時間を持てます。
そんな時間が、
親御さんの休息に。

寄り添って聴いてくれる人に
不安や心配を話すことは、
親御さんの心のケアに。

どんな有名なカウンセラーより、
身近に理解して
寄り添ってくれる存在は
心の支えになります。

日中に、子ども達が学校以外に
過ごせる『安心安全な居場所』と、 
学校に行きづらい気持ちを

『寄り添って聴いてくれる人』が
本当に大切で必要。

居場所と理解者の必要性を
日々感じながら、
IROHA IROHA らぼが
安心安全な居場所となれば
と思ってます。

人生を生きていると、
必ずまた子ども達は
困難に出くわします。  

その時に、
ここで沢山の大人達に
寄り添って大事にして貰った経験が
支えになると信じてます。

困難を乗り越えられなくて
苦しい時には、

「ここに帰れる居場所がある」

と思うだけで、
1人じゃない孤独じゃない
孤立しないと思ってます。

娘のカウンセラーに、
1番に最初に言われた言葉は、

「人間の1番の不幸は、孤独です。
お母さん。決して娘さんを孤独にしないでください。
1番大切なことです。」

と言われました。
この言葉に傷つきましたが
向き合いながら…娘と関わりました

だからこそ、今、
元気に過ごせる私達親子がいます。

最後に
日野 公三先生の本の一節の言葉
「前に踏み出す力は、
高尚なところから
湧き上がるのではない。
偉い人の経験談でもない。
目の前の一匹の犬であり、
一人の何気ない人の気配から始まる。
と私は思う。」
日野 公三 著 『発達障害の子どもたちの進路と多様な可能性』(WAVE出版 刊)より


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