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会うは別れの始め。

気付けば年が明け、
気付けば1ヶ月も経っていた。

この調子でいくと、
あと11回これを繰り返して
気付けば今年が終わるんだろうなぁ。

年末年始と
家族全員の体調を良くするべく
ゆっくり過ごしました。

その後もバタバタと色々起こり、
今に至ってるのだけど、
まぁ生きていれば色々起こるわけで、
それは皆平等なわけで、
人間て大変なわけで。


さて、長男が最近

「ぼく、大きくなっても
ずーっとママといっしょにいていい?」

「ママ、ぜったいに死なない?」

「ママがおばあちゃんになって、
ぼくが大人になっても、
ずっとママ、ママって言っていい?」

みたいなことを
寝る前に頻繁に言うようになった。

この瞬間に終わりがあって
生きることには終わりがある

そういう普遍的なことを
何となく理解し始めて
今が変わっていくことを想像すると
漠然と怖いんだろうなぁと思う。

私にも昔、子どもの頃に
そんな時があったなぁと思う。
だから長男の気持ちが
痛いほど分かる。

相変わらず私も
いつか自分が死ぬのは怖いし、
身近な人の死を考えると怖い。

だけど、それよりも
息子達がいつかこの世からいなくなることを考えた時の方が
何だかもう辛くて辛くて
どうしようもない恐怖に包まれる。

それが例え
ずっと先の私が死んだ後の未来ことだとしても
すぐ先の明日とかの未来のことだとしても
とにかく想像すると怖い。

自分がいなくなることよりも
圧倒的に怖い。
息子達がいなくなることが。

そんなことを、
息子に問いかけられる度に
私も感じている。

息子を抱きしめながら

「ずっと一緒にいようね」

「大丈夫だよ。
ママは超強いから死なないよ」

いつも通りの雰囲気で伝えても
それが叶わないことを
私も息子も分かっている。
多分。

親になって息子達から教えてもらう気持ちが
相変わらず山ほどある。

そして人間は
大昔も今もこれからも
普遍的な恐怖を抱えながら
生きていくのだろうなぁ。


そんな日々です。


さて、今の担任しているクラスで過ごすのも
あと40日を切ってしまって
仏のような気持ちで子ども達と過ごしております。

「来年も先生が担任がいい!」

「先生、来年度も学校にいるよね?」

の言葉を有耶無耶にしながら
〝4月から違う学校に行くのよ…私…〟
と1人で胸を痛めながら
終わりに向けてカウントダウンしております。

国語のことわざを調べる学習で
クラスの子が

『会うは別れの始め』

ということわざを
調べて発表してくれたんだけど

〝人と人とが出会うことは、
すでに別れの始まりである。
出会うものは、必ずいつか別れるものだ〟

という意味がここ最近の自分の気持ちに
ピタリと当てはまったので
とても心に残ることわざだった。

そう思うと、
大昔も今もこれからも
文明は変われど人間の心の内は
大して変わらないのかもしれないなぁ。


なかなか皆さんのnoteを読みに行けず
何とももどかしいですが
忘れずにいてくれると嬉しいです。

ひとまず、3月いっぱいで閉館してしまう
星の王子様ミュージアムに行きたい!

クラスでたくさん思い出作りたい!

健康に過ごしたい!

痩せたい!

美味しいもの食べたい!

休みたい!

そろそろ酒飲みたい!

相変わらず今年も
煩悩だらけで生きてます。

今年もよろしくお願いします。

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