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Amazonギフトカードの使い道。

キェェェェェェ!!!!


と、雄叫びをあげた。

心の中で。



選ばれた。

しかも審査員特別賞。

夏以降の怒涛の日々。
次々襲ってくる仕事と育児。
擦り切れる心。
疲れの取れない身体。

この世は上手くいかないことだらけーーー!!!

と、断崖絶壁に立って
ザッパーンと押し寄せる波に叫びたい気持ち。

そんな私に、審査員特別賞?
嘘でしょ?
夢?

届いたメールを何度も読み返してしまった。
ほんと人生って
なんだかんだでプラマイゼロになるように出来てるんかね?と思ってしまう。

この賞をいただけたのは、
本当に偶然だと思う。

noteで色んな人の文を読んでると
ホロリとしたり、
苦しくなったり、
なるほど〜!と思ったり、
感動したり、
それはもう色んな感情にさせてもらってる。

それだけ心が動く文章が多いのは知ってるから
賞をいただいたけど、
それはあくまで色々ラッキーが重なっただけだな
というのは分かってる。
でも選んで下さった澤田智洋さんは
もう私の中で神のような存在になった。
ほんとありがとうございます。

それと何より
この賞をいただけたのは、
本当に家族のおかげだと思う。

私が書いてるのは、
起きた出来事と、
そこで感じた自分の思いだけで。
この話も家族が与えてくれた出来事と
自分の思いをツラツラと書いただけで。

だから家族がいなかったら
この文は書けなかったと思うと
天使のような息子のおかげ。
色々イラつかせてくれる旦那のおかげ。
要するに家族のおかげだなと思う。

今回1番嬉しかったのは、
澤田智洋さんが私の書いた文章について
講評みたいなのを書いてくれたこと。

自分の文章を
誰かにああいう形で評価してもらったことが無かったのでそれが1番嬉しかった。
書いてもらった文は
iPhoneに穴が空くくらい読んだ。


必死に毎日生きてたら、
noteから突然

〝大丈夫、お前頑張ってるよ〟

と、肩をポンと叩かれながら
優しい声で言われた気になる。

〝頑張ってたら、良いことあるだろ?〟

膝から崩れ落ちる私。

突然の優しさが沁みる。

受賞を知らせるメールが届いてからというもの、
いつも通りの日常を送りながらも

仕事の合間の無表情の裏側で
洗濯物を鬼の形相で干している裏側で
保育園に大急ぎで車を走らせる信号待ちの裏側で

ちょっとした喜びを
噛み締められるようになったことが
なんだか、思わぬ副賞を得た気持ちになる。

好きな時にその気持ちを取り出して
ひっそりと喜びで満たされる。

そうすると、なんかちょっとパワーが出る。

なるほど。
これが〝励みになる〟ってことなのかも。

今回の受賞は、
当たり前の日常を少し彩ってくれて、
よし、頑張るか!って気持ちにさせてくれた。
これからも自分のペースで
noteを書き続けていこうと思えた。

そんで、当たり前だけど
やっぱり嬉しい。
単純に、嬉しい。


あと、なんと言っても
Amazonギフトカード4万円もいただけて、
当分次男のオムツとおしり拭きには
困らなそうだ。
長男には絵本でも買ってあげよう。

旦那だったら

「よっしゃ!フィギュア買い放題!」

と、浅はかな頭で考えるだろうが、
私は堅実な妻なので
ちゃんと必要なものを買う。

旦那だったら

「ママ、いつも頑張ってるから
何かプレゼントするよ!」

と、無駄遣いの血が騒ぐだろうが
私は将来の出費を見通した賢い妻なので
旦那の欲しいものなど買い与えるような
無駄遣いはしない。

でも、結局受賞を1番喜んでくれたのは旦那なので
何か生活に役立つものでも
プレゼントしようかな。

あ。
歩くと掃除できるスリッパでも
買ってあげるかな。

絶対「いらねぇ!」って言うよな。

よし、買おう。

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