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練習量が減ったら、球速がアップした高校球児の話

「自粛で練習が減ったら球速がアップ?」という『Number』の記事を読んだ。

練習時間が激減していることについても、実は意外な副産物があるという話を耳にするようになった。高校野球の指導者やトレーナーから聞こえてきたのは、こんな声だ。・生徒たちの体が大きくなっている ・投手の球速が伸びている ・飛距離が伸びた
「特に練習メニューの意味を選手たちが理解しているチームは、個々人が考えて練習をしていたのだろうと思います」言われたことをやる上意下達の色が濃かった高校野球界でも、トレーナーなどと関わることで選手の意識が向上しているケースも多そうだ。

とても興味深い。私は高校時代、バスケットボール部に所属していたのだが、ギリギリ昭和型の根性論がまかりとおる時代だったため、「うさぎ跳び」や「練習中に水を飲まない」など、数年後には行政からのお達しでNGとなったいくつも根性体験をしている。結果的に、いつでも慢性的な痛みと「逃げ出したい」という気持ちと闘っていたような記憶がある。

週休3日制を導入しても、生産効率は上がるので、実は週休2日制と変わらない仕事量がこなせる、とか

起床後13時間で作業効率は落ち、15時間では酒気帯び運転と同じ集中力になること(例えば、6時起床なら、19時に作業効率は落ち、21時で酒気帯び運転と同じ集中力になる)は分かっている。

テレワークが推奨されていた自粛期間が開け、出社を促されていると、辟易している知人がいる。なんでも、上司が「働かない人が管理できなくなるから」とポロリと漏らしたそうな。一方、「テレワークでは、仕事がうまく進まないから職場に戻りたい!」という同僚も多いのが実情だともいう。

個人的には、昨日、菅官房長官が発言した「ワーケーション」には以前から注目していた(国が観光促進という意味で使用することは大いに疑問‼︎)。ワーケーションという働き方のメリット、デメリットは、ほぼテレワークのメリット、デメリットに置き換えられるような気がする。

目先の慣例を変えることは大きなストレスを伴うけれど、ここは乗り越えどきの(これを逃したら、もう変われないじゃないのかとすら思うほどの)大チャンス。どうしたら良いのかと、いつも悶々と考えてしまう。

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