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事なかれ主義にはもううんざりなんだよ
通常、自社の刊行物はすぐ読める状態で置いてあるのだが、話題の号ゆえなのか、社内で手に入らず。近所の書店でも完売しており、ネット書店も高値取引がされており…。話題の12000字を読むために、私だけではなく多くの方々が書店を探し歩いていると聞く。遂に、ターミナル駅の大型書店で見つけ、即購入。
文芸誌の売り上げが話題になったのは、フェミニズム号の『文藝』以来だろうか?
テレビ東京のディレクターの上出遼平さんの寄稿。
明日、書店に並びます。
— 上出遼平 KAMIDE RYOHEI (@HYPERHARDBOILED) March 4, 2021
僕たちは命を懸けて番組を作るから、偉い人たちも気合入れて向き合ってくれよという手前勝手な抗議の叫びです。
1万2千字使って叫んでいます。
面倒なことばかりだけど、お付き合いいただけたら嬉しいです。
事なかれ主義にはもううんざりなんだよ。 pic.twitter.com/k9hUF1XRbk
テレビ業界だけではなく、広くメディアに携わる人。そして、何より安定した組織の中で、それでも新しいことに挑戦したいと悪戦苦闘している人には突き刺さるであろう魂の12000字。
決して、単なる内部告発ではない上出さんの提言は、私だけではなく、たくさんの方々の励みとなっているかと思う。
俺は、構想を練ったり、何かを始めようとする時が一番楽しい。空想は理想形で物事が進むから。でもやり始めるといちいち躓く。想定外があるし、ミスもあるし、チーム内のいざこざもある。完璧な準備なんてまずあり得ない。プロセスは忍耐の連続で嫌になる。でもやり終えるとまたやりたくなるから不思議
— 高知東生 (@noborutakachi) March 8, 2021
やり終えるとまたやりたくなる。
その境地になれる仕事にできるだけ多く携われたら、と思う。願わくば、そんな仕事で自分の時間を埋め尽くしたいとさえも思う。
そこに、矜恃はあるのか?
この問いかけを忘れずに。
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