事なかれ主義にはもううんざりなんだよ
通常、自社の刊行物はすぐ読める状態で置いてあるのだが、話題の号ゆえなのか、社内で手に入らず。近所の書店でも完売しており、ネット書店も高値取引がされており…。話題の12000字を読むために、私だけではなく多くの方々が書店を探し歩いていると聞く。遂に、ターミナル駅の大型書店で見つけ、即購入。
文芸誌の売り上げが話題になったのは、フェミニズム号の『文藝』以来だろうか?
テレビ東京のディレクターの上出遼平さんの寄稿。
テレビ業界だけではなく、広くメディアに携わる人。そして、何より安定した組織の中で、それでも新しいことに挑戦したいと悪戦苦闘している人には突き刺さるであろう魂の12000字。
決して、単なる内部告発ではない上出さんの提言は、私だけではなく、たくさんの方々の励みとなっているかと思う。
やり終えるとまたやりたくなる。
その境地になれる仕事にできるだけ多く携われたら、と思う。願わくば、そんな仕事で自分の時間を埋め尽くしたいとさえも思う。
そこに、矜恃はあるのか?
この問いかけを忘れずに。
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