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web上の自分の顔に驚かない日はくるのか!?

web上での会議、打ち合わせが爆増している。基本的に、許されるなら「顔」は非表示にしているのだが、不意に画面に映り込む自分にビックリする。顔色が悪く、なんとも不機嫌そうだ。

っていうか、あなた誰?

一歩も外に出ない日に、web会議のためだけに、メイクをする気力がなかなかおきない(そもそも日常では最低限のメイクしかしていないのだからして)。だから、なんとか眼鏡をかけて誤摩化したりしている。

「そうか、特殊なカメラアプリを入れておけば良いのか!」とも思って試してみたが、メイクアップモードで加工された自分の顔があまりにも見慣れず、吹き出してしまった。これはこれで、自分自身を「っていうか、あなた誰?」と思ってしまうくらい実像から遠い。私を知らない初対面の方に対してならアリなのだろうか。いや、カジュアルな相手との打ち合わせなら、逆に和みそうだから、アリなのか? 

YouTuberのホームスタジオの設備を真似るほどでもないし。「女優ライトの威力すごい」とも聞くが、まぁ、購入のモチベーションは全く上がらない(苦笑)。ちなみに、まず、web会議のために買うべきはマイク付きのイヤホンだとも聞いた。

Zoomで、出オチ覚悟でバーチャル背景を設定するというレジャーには、少し興味がある(笑)。

エルトン・ジョンがアーティストに呼びかけて、ライブ配信をおこなった。ビリー・アイリッシュ、アリシア・キーズ、マライア・キャリー……STAY HOMEを訴える配信なので、皆、自宅(あるいは自宅にあるスタジオ)からの配信。自宅でリラックスしている状況とはいえ、さすが、セレブたち。いや〜、皆、歌唱もさることながら、さすがに見映えも素晴らしい(まったく比べる話ではないのだけれど)。

午前中の打ち合わせで寝坊して、ビデオを完全オフにして音声だけの参加にしていたら、「すっぴんなんですね」と後輩に指摘された。女だけがなぜ、メイクを強要されるのか……なんて不貞腐れる前に、寝起きの顔はなかなかのインパクト。ショートカットなので髪型もエキサイティングすぎるし。というわけで、「ま、そんなところです」と受け流す。

この春、かなり多くの会社で入社面接もオンラインに切り替えられていると聞く。日本では、まだまだセクシズムとエイジズムとルッキズムが深く根を下ろしていると言われている。「なんの先入観をもたずに」という意味で本当のフェアな判断を追求するのならば、画面の向こうはアバターでも良いのかもしれない。セクシズムとエイジズムとルッキズムが作用しない世界。どんなアバターを使うかがアイデンティティを司るセンスの見せ所ということで……!?   

単刀直入に「Zoomでバーチャルの顔で参加する」方法、というのを紹介します。

VRやロボティクスやハプティクス(触覚)などの最先端テクノロジーが実用的になってくれば、自分が設定したアバターロボットを、あたかもそこに自分自身が存在しているかのように操作し、体験を共有できるようになるとか、ならないとか。もう、自分である理由って、フィジカルではなく、最後は「意識」だけなのではないか……「意識」と「意識」でつながるのだとしたら、そんな時代にはもう面接とかないのだろうな……

時と場所に合わせてアバターを使い分けることで、私たちの心がもっと自由になる、そんな社会がやってくるかもしれない

…などと、どんどん思考が走るのは、お篭り生活がそろそろ心身に影響を及ぼしているからなのかもしれない。

とにもかくにも、会議出席者の顔が一律に表示されてしまう予断を許さないオンライン会議。画面上の私は想像以上に不機嫌そうに見えるので、思い切り口角を上げておく意識が大切だと思った、2020年春。

※ヘッダーの写真は、すっぴんでも浮かないTHREEのリキッドチーク(エピック ミニ ダッシュ)とクレ・ド・ポーのリップクリーム的リップカラー(マニフィカトゥールレーブルn)。血色、大切!

【追記】





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