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仕事中はオンなのか、オフなのか!?

仕事で年齢が私の半分くらいの女の子と話す機会が増えている。とても、楽しく、学ぶことが多い。いや、学びしかない。

「よく女性誌でオン・オフって使っていますけど、逆なんです。通勤=オンで週末=オフではなく、通勤=オフで週末=オンです。通勤は仕事相手に失礼がない程度のメイクでやりすごし、友達に会う週末に思い切りメイクもファッションも楽しんでいます。スウィッチがオンになるのは、断然プライベートタイムです」

なるほど。アフターコロナの世界では、この若者の意見が世代を超えて世界を包んでいる気がする。通勤服を取り扱っていた女性誌では、今までは違うオン・オフの定義を考える必要がありそうだ。

私の高校時代は「メイクをする=不良のやること」とされてきた。私服校だったわりに、メイクに対しての取り締まりは厳しかった。それなのに、卒業式が近づいてきた頃、メイク講習会なるものが催された。美容部員の方にスキンケアの仕方やファンデーションの塗り方などを教えていただいた。教室でなされたそれは、もちろん学校公認。今まで禁止されていたメイクが、突如「身だしなみ」として語られた。いきなりの「きちんとメイクをマスターすべき」というムードに面食らったのを覚えている。

メイクを開始する年齢はどんどん下がっていると聞く。本格的なキッズコスメもたくさん発売されている。今は学校でのメイクレッスンはなくなったと聞いている。

世代によるギャップも時代によるギャップも。とにかく自分の思いこみを捨てて、いろいろな世代の声に全方位で耳を傾けていかねば、と思う。


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