クアラルンプール日本人墓地秋季慰霊祭(2022年9月）に参加して参りました

KL日本人墓地秋季慰霊祭に参加して参りました。

３年ぶりだったそうです。

コロナ後3年ぶりに開催された日本人墓地の慰霊祭

高橋マレーシア大使ご夫妻もご焼香と献花に訪れ、広島県呉市倉橋島の浄土寺からはるばるお越しになった渡邊念誉和尚の読経及び法話がありました。

御堂いっぱい人々が訪れ静かに時が止まったままのように見えた墓地に、また活気が戻って来たようでした。

色とりどりの菊の花が全ての墓石に手向けられていました。

日本人墓地の運営を支える人たち

KL日本人会の皆さまが献身的に働いておられる姿が印象的でした。また普段からKL日本人墓地に住み込みで管理を担当されている現地マレーシア人の親子さんとも再会出来ましたが、とてもお元気そうでした。

日本人墓地の管理人であるマレーシア人親子さんについての記事：

筆者が伺うことになったきっかけ

当地に12年も住んでいて今日初めて慰霊祭にお邪魔させて頂きましたが、きっかけはマレーシアでお父さんお母さんのように慕うご夫婦からお誘いを受けたからでした。お導きを感じる不思議な日でした。

KL日本人墓地の敷地の外に広がる無縁墓地です。日本人の魂にだけではなく、こちらの皆様にもご挨拶したく敷地内を少し歩きました。

ふと見上げると、この世のものとは思えないくらい美しい青い鳥が木の枝に止まっていました。

大都会の真ん中に残る鎮魂の森の中で、こんな珍しい野鳥や動物が棲息できているというのは素晴らしいことです。

今を生きる私たちが、国境や人種に関係なくお互いを大切に思い、自然や動物と共存し人々が助け合う事が、先人たちの一番の供養になるのではないかと改めて感じました。合掌。