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バイクタクシーの後ろからハノイの町並みに溶け込む【ハノイ1日目】

京都から1時間半バスに揺られ関空へ。そしてそこから空へ飛び立ち6時間。

初めてハノイの地に降り立った瞬間に思ったのが、「暑い」だった。

日本の夏も暑い。特に京都の夏なんて、道路の上は陽炎だらけで外を歩けたもんじゃない。そして去年まで私が住んでいた台北も、夏場になると湿気と混ざりあった暑さが私たちを襲う。だれる暑さだ。


ハノイの暑さ。それは今まで訪れたどの都市にもないものだった。バンコクにもマニラにもジャカルタにもKLにも。

空港を出ると数えきれないほどのバイクが、土埃をたてて走る。

大きくてキレイなビルの入口の直ぐ側。影になってる所で、バカみたいな色のプラスチックの椅子に座っておしゃべりをするおじさんたち。汗をだらだら流しながら、楽しそうに。

湿気と土埃と、たくさんの人の生命力。

そんな洗礼じみた熱気を身体中に浴びて、少しフラフラと酔ってしまったようだ。バイクタクシーの後ろに座り、運転手さんの肩に必死でしがみつきながら。この街を好きになれるんだろうか。と自分に何回も問う。

明日から、この土地で私は生きることを始める。


どんな1日になるのやらね。

ではでは晩ごはん、食べてきます。(こっちは2時間遅いんだよ)

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