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【暗記力<検索力】の時代

こんにちは。よこみーです。

先日とあるテレビを見て思ったことがあります。それがタイトルにもある通り「暗記力<検索力」が大事だなということです。

日本テレビの「クイズハッカー」という番組なのですが、クイズの解答をスマホで検索して回答するというものです。

クイズ番組といえば、どれだけ知識を持っているかが大事だと思いますが、このクイズハッカーは、スマホでいかに検索して解答を見つけられるかという、「検索力」が試されてます。これは今の学校教育、そして社会人の学び方にも同じことが当てはまるな~と思いました。

暗記した知識自体の価値は時間とともに低下していく…

もちろんすべてを暗記する必要がないとは思いませんが、今は検索で何でも情報が手に入るようになったので、その知識や情報自体を知っていることに対する価値というのは明らかに昔に比べて下がっています。

今大事なのは、「知識量」よりも「必要な時に必要な情報を得られる力があること」です。

時代の変化がどんどん激しくなっていく中で、トレンドも移り変わっていきます。つまり、今までの知識がすぐに通用しなくなり、新しい知識を身に着ける必要が出てきます。

検索スキルが一定レベル以上=成長ループ突入

そこで大事なのが、「検索スキル」です。仕事で何かわからないことがあると、他の人に聞くことがあると思います。それ自体悪いことではないですが、今はネットでうまく検索すれば、分かることも多いです。(その会社独自の仕事手順等は別です)

特にエクセルやワードのような汎用的なソフトについては、ある程度の検索スキル以上であれば、何かわからないことがあっても、都度ネットで調べれば解決できる状態になります。

エクセル・ワードに限らず、このループに入れば、成長していくスパイラルになります。つまり、1人でもどんどん上達できます。

一方で検索スキルがない人は、人に聞くことが多いため、なかなか1人立ちできません。「ネットの情報は信用できない」と言われていた時代は良かったかもしれませんが、もはやそんな時代ではありません。むしろ、ネットの中から必要とする、正しい情報を見分けることも含め、探し出す力を持っている人はどんどん成長できていくようになります。

「検索スキル」≒「魚の釣り方のスキル」

知っている方も多いと思いますが、有名なエピソードを例に出して説明します。

無人島に流れ着いたとして、「①魚をもらう」「②魚釣りの方法を教えてもらう」どちらが望ましいでしょうか。

①は一時的にお腹を満たすことはできるでしょうが、またいずれお腹がすいてしまうでしょう。また魚をもらう必要が出てきます。

一方で②は自分で魚を釣ることができ、自分で食料を調達できます。

話を戻すと、ある情報を知りたいとき、「検索スキルがある人」というのは、「自分で解答を調達できる人」なのです。

検索スキルは社会人の必須スキル

60歳で定年といわれる時代は終わり、10年に一度は大きな学び直しが必要と言われています。つまり、若いころに身に着けた知識と経験だけで定年まで何とかなる人は減っていき、生涯学び続けることが必須になりました。

この時に「検索スキルが高い人」は、どうやったら必要な情報を収集できるのかがわかるので、何をやっても一からスキルアップできるようになります。

何かを学ぶとき、まったく何もわからない状態で、「わからないことがわからない」時は、何をすべきかまず人に聞くのもよいでしょう。

しかし、ある程度基本的なことが分かったらなら、「まずは検索する」クセを付けていきましょう。何かあったらとにかく検索する。分からなくて人に聞いた場合は、回答内容よりもどうやって調べたのかを教えてもらったほうが良いです。

検索スキルは、成長するための基礎となるスキルでもあるのです。

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