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NPO化すると何が変わるのか

NPO1年生、まちのおやこテーブルのヨーコです。任意団体をNPO化して4ヶ月が経ちました。

そもそも、法人形態としてNPOを選んだ理由は、「進路決め(法人形態)〜どんな事業を誰とするか次第」に書いた通り、他の人から見た時の分かりやすさでした。

4ヶ月経った今、NPO化したことで感じている任意団体の時からの変化を書いてみます。

1 はじめましてさんの協力を得やすい

NPOということで「何か社会にいいことをやっている活動をしている人」というイメージを持ってもらえて、入り口で圧倒的に話しやすいと感じました。あれこれ言わなくても、「子育てにポジティブな社会を作ることを目指すNPOなんです」と言えばいったん話を聞いてもらえる。

知り合いや口コミの範囲で活動していた任意団体時代と異なり、行政や助成金団体、大学や企業とお話ししやすくなりました。

2 お金で後押ししてもらえる

NPO法人であることを条件とする各種助成金があることはもちろんのこと、NPO法人になってから人に教えてもらって初めて知ったのですが、NPO活動を支援する目的でNPO価格で販売してくれるビジネスがあるのです!学校や研究者向けに割り引くアカデミック・プライスみたいですね。

例えば、テックスープ・ジャパン。NPOに対して業務に必要なIT 製品やサービスの提供とIT に関する知識と活用する力の促進支援をしています。登録すると、マイクロソフトオフィスやZoom、Adobeなどを通常価格より割引で購入することができます。これはありがたい!!

3 見つけてもらえる

NPOになると内閣府のNPO法人ポータルサイトなどに情報が公開されます。そのせいか、たくさんの営業資料が届くようになりました。保険やクレジットカード、税理士や司法書士、はたまた車両関連サービスなど。

どこから見つけてきたんだろうと思いましたが、住所含めて公開なので納得。自宅とは別に法人用に住所登記しておいて良かった・・・。

広告が増えちゃうというネガティブな話だけではなく、ポジティブな話もあります!例えば先日、SDGsに取り組む企業向けのサイトに掲載されました。

タイアッププロモーションというベンチャー企業さんのお声がけ。タイアッププロモーションさんは、SDGsの取り組みを始めたり応援によるプロモーションをしたい中小企業とNPOをマッチングするビジネスを展開している企業です。

公開情報と取材内容から最初の基本ページを作って公開してくれるというありがたいサービス。サイトに掲載されることで、企業に知ってもらえるチャネルができました。任意団体の時は一生懸命に発信に取り組んでもリーチできる層は限られていました。NPOになってから相手から見つけてもらえるようになった点でもNPO化したメリットを感じています。


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