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自分のことは自分ではよくわからない

新しい年が始まりました。
ヨコクラうどんは明日1月5日からの営業となります。
年末の最終営業は12月30日でしたので店舗営業は5日間お休みさせていただきました。

この5日間の休業の間に大変驚いたことが一つあります。

「万全の体調がいい人生を作る」

今更、何を当たり前のことを、と笑われるのも承知で言わせていただきました。と言いますのも、今までも

「体調管理が重要」
「健康第一」

こうしたよく聞く言葉の一つとして頭ではわかっているつもりでした。
そしてこうした言葉を聞く度に

「健康診断に行かなきゃ・・・。」
「今のところ、自覚症状のある体の不調は特にないよな・・・?」

こうした具合に何らかの病気や体の不具合の発生を防ぐ事が「健康第一」の意味だと考えていた私は

「今のところ自覚症状のある病気にはなっていない。
 だから、今、私は健康である。」

そう自覚しておりました。

ところがそれは大きな勘違いでした。
私にとってこの年末年始の5日間のお休みはうどん屋になって以来最長の休業期間です。
そして、この期間、しっかりと睡眠時間をとって適度な食事と散歩やストレッチなどの軽い運動を行って日々を過ごしました。

すると、どうでしょう!
休日3日目ぐらいから普段より明らかに体が軽く感じられて
何をやるにしても「よし!やるぞ!」とやる気が湧いてくるのをはっきりと感じられました。
こうした、身体的なポジティブ面に加えて、思考力に関しても普段よりもより深く粘り強く一つの物事について考えることができると感じられました。
思考力というよりも、集中力が増していた、といった方が的確かもしれません。

こうやって自身の体験を報告したところで、どこまで行っても私個人の感想の域を脱しない体験ですので、上記の感想については話半分で読み飛ばしていただいて構わないのですが・・・。

この体験で大事なポイントはもう一つあるんです。
それは

「理想を知っておこう」

そもそも私は「健康が大事」だと頭では理解しつつも、
では「健康」というのがどういう状態なのかは理解していませんでした。
理解していなかった、というよりは自分にとって目指すべき「健康」状態がどういった状態なのかが明確になっていなかったのです。

それが今回の休業期間の間に
「万全な体調とはどういった状態なのか?」
このことを実体験する事ができました。

そのことによって今まで漠然と「病気をしていなければとりあえず健康」そしてとりあえずその状態を維持できていれば健康、と思っていた自分の考えが間違っていたことに気がつきました。

これまで、「問題なく仕事ができている状態」だと思っていた毎日の体調はあくまでも「日々の業務をこなせる程度」のレベルであって、「常に最高のパフォーマンスが発揮できる」レベルではなかったわけです。

§理想と現状

とは言え、今回、「最高の体調」を体験したからといって、明日から急に毎日その状態を保ち続けるだけの生活を送れるようになれるかどうかに関してはまた別の取り組みが必要になるとは思いますが、「理想の状態」を知らずしてその状態到達することはあり得ません。

そして「理想」が設定できたとしたら次に自分の「現状」をしっかりと認識することが重要になります。
地図の上に目的地が表示されたとしても、現在地がどこなのかがわからないのではいつまで経っても目的地には辿り着けません。

そして現状の把握を行うためには「今の自分」だけをいくら観察しても何も見えてきません。
現状を理解するためには「過去の自分」や「今の自分の周囲の状況」を観察する必要があります。

地図を持ったまま鏡に映った自分の姿だけを眺めていても自分の現在地はわかりません。現在地の手掛かりになるのは周囲の建物や地形などの周辺の環境情報です。その情報と地図上の情報を照らし合わせることで初めて自分の位置が確認できます。

私の今回の自分の健康状態を知る、というケースでは「万全の体調」という目指すべき理想の状態を運よく体験することでそのまま、現状とのギャップを認識する事ができました。
と同時にそれまでの自身の「健康」についての現状認識が正しくできていなかったとも言えます。

§まとめとして

今回は話の展開として
「理想」と「現状」
について話を進めさせてもらいましたが、
「理想」の部分を「原点」や「基準」に置き換えても同じ事が言えると思います。

毎日、同じことを継続しながら営業していると思われる店舗の運営においても
当初、取り決めたルールや手続きが何年も経過するうちに徐々に思惑からズレてきたり、担当者の主観による曖昧な運用が採用されていたりする事がままあります。

そうした事態に陥らないために新しい年が始まるなどの何かの節目のタイミングで「理想」や「基準」を見直してみるのもいいのかもしれませんね。

そんな訳で、今年は「最高のパフォーマンスを発揮するため体づくり」を実践、習慣化させていきます!

今年もよろしくお願いいたします!





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