見出し画像

見えない聞こえない16歳の高齢犬との暮らし。④床事情。「ここにいるよ」を伝えるために。

2006年7月15日生まれのアメリカンコッカースパニエル女の子
クレオたん。老化に向き合う毎日の記録。
前回のお話しはこちら。

16歳の誕生日を迎えたことをキッカケに用意した老化への対策と、
急に全く見えなくなった目に対する対策が
たまたま重なりました。

床に「滑り止めワックス」を塗ることと、
畳部屋に「滑り止め用ブロックカーペット」を敷く準備をしていました。

床間の滑り止めはシートタイプのワックスを購入。
わたしが買ったのはこれ。

普段、床間はダスキンモップを使用しているので、シートを付ける棒は
ダイソーのを買いました。
半年に1回、塗りなおせばいいみたいです。

ウンチをした後、ウンチが見えなくて踏んでしまうことがあるため
床掃除の回数が増えるので、床の保護にもいいかんじ。

畳部屋にはカーペットを探しました。

わたし個人的に、カーペットはあまり好きじゃないです。
カーペットなんて買ったことが無いので、ペットショップで探したら
洗濯ができるカーペットがありました。

これと、同じメーカーの
洗えるブロックカーペット8枚入りを試しに購入して敷いてみました。

これが思ったよりイイ感じなので、クレオたんが日常生活する部屋に敷き詰められるように早速買い増ししました。

ダイソーで売っている類似品を買ってみようかな?っと思いましたが
長持ちさせたいので、こちらにしました。
実際に敷いた感じはこんなです。

買い増した時に間違えて違う色を買ってしまい、
テトリスみたいになりました。
でも、汚れがわかりやすい色にした方が良い、ということに気付いたので
クレオたんが歩く確率が高いところを薄い色のカーペットにしています。

家の中で迷って、トイレに行けなくてカーペットの上でオシッコをしてしまったことがありましたが、
見事な撥水効果で、オシッコをトイレシートで吸い取ってから
カーペットを外してみたら、一滴も畳に染み出していませんでした。
きちんと隙間なく敷き詰めると、ちゃんと撥水してくれます。

汚れた部分は、簡単な汚れなら手洗いします。
空いたところには、部屋の端の方のカーペットをテトリスみたいにはめ込めば、乾くまで問題なしです。

これで床対策はバッチリです。が、もう1つ、
クレオたんが目が見えなくなって始めたことがあります。

動物病院の先生から、
「ワンコに近づくときにワザと振動を立てて気が付くようにしてあげるといいですよ」
とアドバイスをもらって、
どうしたらいいかな?ッテ思ったとき、
床間で履いていたスリッパを辞めました。
スリッパは振動や音を吸収するので、歩く音が出にくいです。
実際にスリッパを履いて歩くのと、脱いで歩くのでは
クレオたんの反応が違いました。

目が見えなくて、耳が聞こえないと
わたしが同じ部屋に居ても気づきにくいようです。
PC作業や事務処理作業みたいな動きが無い時、
どこにいるかわからないようでウロウロしているので、
そばを通るときに意識的に背中を撫でてあげます。
椅子座の時は、抱っこしていることが増えたかも。

椅子座の必要が無い作業とかは
なるべく床座にすることも増えました。
そのほうが部屋を徘徊しているクレオたんに、
わたしの場所を伝えやすいみたいです。

すこしでも「この部屋にいるときは安心してね」が伝えられればいいな。


スリッパを辞めたのと、カーペットを敷いたことにより
今まで以上に床掃除をマメに行います。
基本的にはロボット掃除機と、ダスキンモップを使いますが
カーペットは、コロコロが有る方が綺麗な状態が保てます。

カーペットを敷く前の畳の清掃にも気を使いました。
たぶん、クレオたんがトリミングに行く時を狙って
カーペットを全部剥して洗濯すると思います。笑。

わたしのモットーとして
「犬を飼っていても臭くない家」を心がけています。
ワンコの匂いだけでなく、生ごみ、排水溝、トイレ、床のゴミなどなど
においを発する原因をなるべく抑えています。
消臭効果があるもの、アロマオイルの芳香も利用します。
「犬がいるから・・・」って言われるようなことをしたくないですよね。
たとえば、家へ遊びに来た友人が、少しでも
「なんか犬臭い」とか感じてしまうと
犬 って存在にちょっとだけ嫌な思いをすると思うんです。
そういうの、したくないんですよね。

愛犬の高齢化は、手間が増えるのは当たり前。
その増えた作業と上手に付き合っていくのも大事だと思ってます。
ストレスを抱えてその矛先を間違うこともしたくない。

長く楽しくお互いが生きていけるように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?