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龍角散は◯◯の味。

みなさんは、龍角散のど飴を食べたことがあるだろうか?

先日、龍角散のど飴をもらったので、食べてみることに。

4〜5年ほど数年前に喉が痛くて食べたきり、しばらく口にすることはなかった。

今回口に入れてみて、数年前の記憶が蘇った。
そして、その時と同じことを思った。

「ぼ、墨汁の味がする」

「形容しがたい味」ではなく「墨汁の味」なのだ。
墨汁を飲んだことはないのに、なぜか言いきれる不思議。

そう思ってる人、他にもいるんじゃないかな?

「龍角散 墨汁」
で検索すると、同じことを感じている人は多いようだった。

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なぜ、飲んだこともない「墨汁の味」が分かるのだろう?

墨汁は、本来口に入れるものではない。
でも香りが独特ゆえに
「口に入れたら、こんな味がするんだろうな」
というイメージがしやすいのだろうか?

口にしたことがないのに、味がなんとなく想像できるもの。
他にもあるんだろうか?

私は食べたことがあるが、「土」はなんとなく
想像できる人も多いのではないだろうか?

実際、適当に洗った野菜には土がついているので、土を食べたことがある人は結構な割合で存在すると思う。
そして、あの香りのままの味だ。

あとは、鉛筆。
黒鉛というのかな?
あの味も、なんとなく想像できる。

書いた時の濃さ同様、6Bは味が濃そうで、HBは薄そうな気がする。食べたことないけど。



といった感じで、
考えてみると、口にしたことはないけど味が想像できるものって、案外あるのかもしれない。

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ここで原点に戻り、龍角散の成分について調べてみる。

龍角散。
あれは一体、何の味なんだろう?

龍角散HPより


どうやら、「キキョウ末」という成分が多くを占めている様子。

キキョウって桔梗?
あの花の桔梗?

キキョウ末はキキョウ科キキョウの根を乾燥し粉末にしたものです。味は苦く,平性です。去痰,排膿,消炎補助の作用などがあります。

出典

やっぱり、この花のことだった。
そして、キキョウの根ってこれなんだって。

Wikipediaより

美しい花の姿を持ちながら
根は病状を抑える作用がある。

キキョウって、すごい奴だったんですね。
キキョウを見る目が変わりそう。

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ということで、
龍角散は「墨汁」の味だと思っていたんですが、

正しくは
「キキョウ」の味(成分は他にもあるけど)
でした、という「なんだその報告w」という話でした。


もし墨汁を飲んだことある人いたら、コメント欄で教えてください。

<あとがき>
◯◯の味、といえばミルキーはママの味。あのフレーズって今でも健在なのかな。
今日もありがとうございました。








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