龍角散は◯◯の味。
みなさんは、龍角散のど飴を食べたことがあるだろうか?
先日、龍角散のど飴をもらったので、食べてみることに。
…
4〜5年ほど数年前に喉が痛くて食べたきり、しばらく口にすることはなかった。
今回口に入れてみて、数年前の記憶が蘇った。
そして、その時と同じことを思った。
「形容しがたい味」ではなく「墨汁の味」なのだ。
墨汁を飲んだことはないのに、なぜか言いきれる不思議。
そう思ってる人、他にもいるんじゃないかな?
「龍角散 墨汁」
で検索すると、同じことを感じている人は多いようだった。
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なぜ、飲んだこともない「墨汁の味」が分かるのだろう?
墨汁は、本来口に入れるものではない。
でも香りが独特ゆえに
「口に入れたら、こんな味がするんだろうな」
というイメージがしやすいのだろうか?
口にしたことがないのに、味がなんとなく想像できるもの。
他にもあるんだろうか?
…
私は食べたことがあるが、「土」はなんとなく
想像できる人も多いのではないだろうか?
実際、適当に洗った野菜には土がついているので、土を食べたことがある人は結構な割合で存在すると思う。
そして、あの香りのままの味だ。
あとは、鉛筆。
黒鉛というのかな?
あの味も、なんとなく想像できる。
書いた時の濃さ同様、6Bは味が濃そうで、HBは薄そうな気がする。食べたことないけど。
…
といった感じで、
考えてみると、口にしたことはないけど味が想像できるものって、案外あるのかもしれない。
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ここで原点に戻り、龍角散の成分について調べてみる。
龍角散。
あれは一体、何の味なんだろう?
どうやら、「キキョウ末」という成分が多くを占めている様子。
キキョウって桔梗?
あの花の桔梗?
やっぱり、この花のことだった。
そして、キキョウの根ってこれなんだって。
美しい花の姿を持ちながら
根は病状を抑える作用がある。
キキョウって、すごい奴だったんですね。
キキョウを見る目が変わりそう。
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ということで、
龍角散は「墨汁」の味だと思っていたんですが、
正しくは
「キキョウ」の味(成分は他にもあるけど)
でした、という「なんだその報告w」という話でした。
もし墨汁を飲んだことある人いたら、コメント欄で教えてください。
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