見出し画像

夢を語るというコト

好きなコトのひとつ、それは夢を語ることです!

私は、先天性の染色体由来の重い病気があったので、健康な子供たちに比べると、ちょっと暗い世界を生きていたのかもしれません。

けれど、本人はまったくそんなことは分からないので、精神的にはただの無邪気な子供だった。それでも現実的にはさまざまと制限がつく。学校に行けなかったり、他のお友達に出来ることが出来なかったりも。
そんなせいもあるのか、幼い頃から空想することが大好きでした。現実から逃避していたんですね。けれど、私はそれをネガティブなイメージでは捉えていません。むしろ、心を病まず、少しでも元気に、前向きに生きていく幼いながらの知恵であり、編み出した技だったのだと思うのです。これこそ生命力だと、私は子供の頃の自分を褒めているんですよ、ちょっと変ですけどね。

空想は、とんでもなく豪華なお城に住むお姫様だったら…とか、大人気の子役スターだったら…とか。天才スポーツマンとか、サーカス一座の売れっ子パフォーマーで、ライオンと仲良しだとか。もう数えるとキリがありません。

その空想癖は、いつしか夢見がちな性格へと定着してしまい、今でも(この歳でも!)いけしゃあしゃあと、将来の夢を語っちゃいます。
莫大な資産を手にして世の中を変える実業家になりたかったり、たくさんの命と向き合う医者になりたかったり。とまあこれは現実的ではありませんね。
もっと身近なことなら、推しに会いたい(友達になりたい)とか(じゅうぶん非現実的かな)。

長野県に小さな古民家(別荘)が欲しいとか、身体を鍛えてもっと山に登りたいとか、犬を飼いたいとか、頑張れば出来そうな夢もたくさん語ります。
そして、Twitterの世界で仲良くなった遠くに住む共通の推しのお友達に会いたい。これも私の大きな夢です。顔も知らない同士なのに、短いやりとりをしているうちに、心が通ってくる。まだ見ぬあなたに会いたい。

旦那くんは以前から私の語る夢が本気なのか冗談なのか、どう受け止めれば良いか分からない、なんて言います。けれど、ぜーんぶ本気なんですよ。

夢を見て、語る。
それだけで生きていることが楽しくなるし、未来を明るく捉えられる。先日、旦那くんに言われました。「考えてみれば、君が語ってきた夢って、結構叶ってるよな。言ってみるもんだな」。
そうなんです、馬鹿にされても言ってみると叶えようと努力もするし、周りも自然と動いていくんです。それだけで儲けもの。本当に叶えられちゃうものだってかなりあります。

そして、私にとって大事なのはその過程。叶ったか叶わなかったかなんて結果はもう、どうでもいいのです。

では、明日も希望に満ちたステキな日を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?