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【ぼちぼち往復書簡】ソロ活の道のりはつづくよ、どこまでも From ようこ

すみちゃん、¿Cómo estás? (元気?で合ってる?)・・・なんて、スペイン語でトライしてみました。スペイン語のこの「¿」さかさまクエスチョンマークって、なんだかかわいいね。

過去の怖かったことや、嫌な出来事にさかのぼってみるというところを読んで、すぐに思ったのは「すみちゃん、強いな、すごいな。」だったよ。中学時代のいじめ、きっとすごくつらかったよね。まず、そのことをこうして文章に書いてくれることがすごいと思う。自分のことじゃなくても、今、こうしてキーボードで「いじめ」って打つだけでも、胃のあたりがなんだかきゅーってなるもの。

私はいじめられた記憶はないのだけれど、(あったとしても忘れてるくらいだからたいしたことない程度)そのくらいの歳に言われて悲しかったこととかって、考えてみたらずっとココロの奥底に残ってる。なんだろう、普段は忘れているけれど、「私、こんなの持ってたっけ?」って謎の物体が引き出しの奥から出てきたみたいな感じ。話してくれてありがとうね。

この前まで「ソロ活女子のススメ」というドラマが放送されていたの、観た?江口のりこさん演じる主人公の様々な「ソロ活」に影響された私は、この前、一人ブラッスリーにチャレンジしてみたよ!

ソロ活チャレンジの場は、丸の内のVIRONさん。すみちゃんも好きなお店だよね。初ソロブラッスリーということで、「何度も行ったことのあるお店」、「お仕事打合せ後、他の皆さんが帰ったあとという状況」と、チャレンジのハードルも低くしまして。

ノンアルコールだけど、「ジュ・ド・ポムペティアン・ルージュ」という名前だけでもちょっとお酒気分になれそうなシードルをたのみまして。

VIRONさんの絶品バゲットを軸に、何を食べようかと作戦を練った結果、これまた何度もリピートしている安定のレバーペーストに季節のおすすめのホワイトアスパラもお願いしちゃって。

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道行く人を眺めながら、「あー、美味しい」、「なんだー、私もソロ活、できるじゃないの!」なんて、心の中でガッツポーズしていたのね。もう気分はパリマダムよ、すみちゃん。

・・・ここまでは良かった。ここまでは。

「さ、お会計を~」と思ったら、無い、無いの!お財布が!!

もう、カバンの奥から何から必死で探しても無くて。出る間際にバッグを変えた時にお財布を移し替えるのを、すこーんと忘れてたんだよね。

変な汗はかくし、顔見知りのスタッフさんには、「次回で大丈夫ですよ。」と優しいお言葉をかけてもらって、更に顔があかくなるし、もうパニック。

でもね、お財布の神様は私を見捨てなかった!

お財布をすられたことがあってから、キーケースに「困ったときの1万円」を折りたたんで入れていたのよ。もう、その1万円札を入れた時の自分をハグしたい気分だった。よくやった!過去の私!

無事にお会計を終えて、お店の外に出たら、なんだかもう自分がおかしくって。あわあわしてたなー、客観的にみたら面白いなーって。(お店の皆さんにはご迷惑をおかけしちゃったけれど。)

まだまだパリのマダムのようにスマートにソロ活するには、時間も経験も必要みたい。いや、このままおっちょこちょいな感じでおばあちゃんになっていくのだろうか・・・。それはそれで、ま、いっか。

北海道のラベンダー畑はもうそろそろかな?またね!

ようこ


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