【Xデザイン学校大阪分校】パーソナルコース #2(06/27)

今年はXデザイン学校ベーシックコースで課題企業として参加させていただいています。6月は、ベーシックコース向け企業説明の準備、自分たちの研究の準備、通常業務と慌しく過ぎ、あっという間に2回目を迎えました。

企業説明を行うために、様々な社内資料を集め、改めて企業理念、フィロソフィーなどを読み返しました。最終的には対外的に発表している内容で構成することになりましたが、改めて整理すると、担当している業務が当社が目指すべき未来に、どのように繋がっているのか自分なりに理解を深めることができました。

6月の活動内容

・経営層へのビジネスインタビュー、分析

・当社のユーザーのペルソナ作成

・ビジネスモデル検討

前回、当社のパーパス、ミッション、ビジョン、アセットなどのAs Isを整理しましたが、自分たちなりの理解で作成したため、経営層へ改めてビジネスインタビューをすることから開始しました。

インタビュー結果は、抽象度が高いものが多かったものの、事前の理解から、当社の目指している方法が少し明確になり、課題も見えたため、実施することができ良かったです。

それ以上に、業務外に経営層とこれからの会社の未来について話す機会は、パーソナルコースに通っていなければ、なかっただろうなと思うと、とても貴重な時間となりました。

また、ちょうど、業務でお客様の大規模なユーザー調査を実施していたため、その中に研究に利用する質問も少し入れ込み、ペルソナを作成しました。

調査を行うと、いつも辛い現実を目の当たりにして、今やっている仕事は意味があるのだろうかと、切ない気持ちになります・・・。

次のステップに必要なこと

パーソナルコースでは、研究内容について、講師の先生方から、アドバイスをいただくことができます。

今回は、「未来は今の延長線ではない」というアドバイスをいただきました。

この一言で、私の中で、最近モヤモヤしていたことが、すごくクリアになりました。

今の業務は、経済圏活性化のためのDX戦略を描いています。日々様々な分析データを見るのですが、データは現状の結果でしかなく、それが根拠のように振りかざされることに嫌気が指していて、まさに、「未来は今の延長線ではない」に当てはまるなと思ったからです。

最適化されることだけが良いわけではない、ということを確信しましたし、自分は何がやりたいのか、ということを改めて伝えていこうと思いました。

初心に戻る

私は、昔から、自分の関わるサービスは、お客様にとって最高のサービスにしたいという思いがありました。形のない価値を、形にするためにUXデザインという手法に出会いました。

今の会社の規模だと、組織も複雑で、関係者も多いので、なかなか一筋縄にはいきません。また、データと、競合ばかり気にしすぎて、本来の価値を形にすることができていませんでした。

自分の関わるサービスには誇りを持ちたいし、自信を持って人に勧められるサービスでありたいという気持ちを改めて大事にしたいと思いました。

この研究を通して、サービス、組織、社風も変えていくための一石を投じられる成果物を出したい、そのために、自分も初心に戻って頑張ろうと決意を新たにできた1日となりました。

最後に

他の参加者の研究内容の進捗を聞くことも、とても勉強になります。会社の規模、研究内容によって、課題が異なり、自分だったらどうするだろうと妄想するもの楽しいです。3年目、パーソナルコースにして大正解だったと思います!

皆さま、引き続き、よろしくお願いいたします。

























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