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コーギーってどんな犬?

短い脚で一生懸命走る姿がかわいい、コーギーのおしりがかわいいなんて、SNSでも人気の犬種です。イギリス王室でもかわいがられた由緒あるワンちゃんですが、実はしっぽが長いタイプと短いタイプの2つがあります。ボブテイルのペンブロークと尾が長いカーディガンタイプ。日本ではペンブロークを見ることが多いですね。


基本情報

英語表記:Welsh Corgi
原産国:イギリス
サイズ:中型犬
グループ:1G(牧羊犬・牧畜犬)
体高:約25~30cm
体重:オス10-12kg メス9-11kg


見た目の特徴

コーギーは体高に比べて体長が長い姿が特徴的です。体は筋肉質でがっしりとしており、機敏で活動的。スタミナがあり、使役犬らしく人間とともに動くことを好みます。
カーディガンは体高30cm、ペンブロークは25~30cmが理想的とされており、ペンブロークのほうが小柄です。

ペンブロークの被毛はセーブル・ブラック・タンなど、カーディガンはブリンドル・ブラック・ブルーマールなどがあります。

古くはヘンリー二世(1133~1189)、現代においてもエリザベス女王に愛され、王室の犬といえばこの犬種ですね!ペンブロークはカーディガンとくらべて尾や耳先に特徴がありますが、19世紀中ごろ以前は両者が交配されていたこともあり、相似点も多いんですよ。

性格の特徴

カーディガンはケルト人の侵略で1200年ごろにイギリス諸島にわたったと考えられている。体長と足の短さはドイツ系ハウンドに由来しており、その後コリー等との交配でこのような姿かたちになったとされています。ペンブロークはバイキングとともにやってきたスウィーディッシュヴァンフルトとの血縁や、12世紀のベルギー、フランダース人機織り職人らのポメラニアンなどのドイツ系スピッツとも関係があるといわれています。

牧羊犬として使役されていたこともあり、外向的で、友好的で、人間との活動を好むとされています。神経質であったり、攻撃的な傾向はあまりありません。


トレーニングのポイント

羽毛・食用のガチョウで知られるウェールズのカーディガンやペンプロークシャーで長く歴史がありますが、ガチョウやカモの群れを町の市場まで折ったり護衛したり、牛の足首に噛みついて群れを移動させる、集めるなどの牧畜などに従事していました。そのため犬種特性としての噛みつきが強く出やすく、オビディエンストレーニングを行って咬みつきを早期に予防することが重要です。

また、胴長の体系のため、背中や腰への負担を軽減するため、家具や車の飛び乗り時は抱っこをしてあげられるように、ボディタッチも嫌がらないようにしてあげるといいでしょう。飛びつきなども抑制できるとよいですね。


プロに相談する判断ポイント

もし、人や犬に対して咬みつく、咬みつく素振りをするなんて行動が出てしまったら、もう専門家に相談しましょう。犬の行動の要因をコンサルテーションしてもらったうえで、改善指針を立ててもらうことをおすすめします。

残念ながら、犬の行動は自然と治ることがないんです。。。しかもどちらかというと、悪化することが多く、「今は空噛みだけで、この子は本当は噛むつもりないんです」なんていってても、ある日突然本当に人を咬んでしまったなんてことも聞きます。

社会において、他の犬や人間を攻撃することはあってはならないですよね。
飼い主さんもこんなこと読むと、不安になるかもしれませんが、一度コンサルテーションを受けることをおすすめします。


まとめ

椎間板ヘルニアや股関節形成不全など、背中や腰に持病を抱えることの多い犬種です。肥満にも十分気を付けて、身体への負担を軽減してあげられるとよいですね。一方、牧羊犬という歴史もあるため、高い運動能力があり、散歩や遊びなどの運動は非常に大事ですよ!コングなどを使って犬本来の欲求を満たしながら、社会的な生活が送れるようにトレーニングを行うと、より楽しい生活が待っていますよ!


もし今問題行動があって困っている、これからワンちゃんを飼うのだけど、問題行動が起きないように予防したい!トレーニングしたいなんて方は以下よりお問合せください。お気軽にどうぞ~!


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