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横浜FCユースの選手たちが小学生向けサッカー教室を企画・運営しました。

こんにちは。

今回は、8月末に行われた「横浜FCユース グラスルーツフェスタ」についてです。

「横浜FCユース グラスルーツフェスタ」とは。

「横浜FCユース グラスルーツフェスタ」は、人材育成の観点から「横浜FCユース選手(U-16~U-18)が、自ら「企画」「運営」「指導」に携わるサッカークリニックです。

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この活動の目的は大きく3つあります。

ひとつ目は、『横浜市内の地域の少年・少女たちとその保護者に横浜FCを身近に感じてもらうこと』

ふたつ目は、『ユース選手が主体的に運営・指導をすることで責任感を育み、グループワークによる調和を学ぶこと』

最後が、『ユース選手がサッカーの楽しさを伝える喜びを体感し、楽しんでもらうことへの成功体験を覚えてもらうこと』です。

準備の様子。

当日は、ユース選手40名を中心に進行されました。会場の装飾からすべてユースの選手たちが準備をおこないます。

開始時間の約1時間半前に会場に向かうと、すでに、ユニフォームを着た選手たちが準備をしていました。

なにやら大量の風船を運んできた選手たち・・・。

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入口の装飾用でした。(朝からみんなで膨らませたそうです)

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そして、気づくと入口にはたくさんの風船と”ようこそ”の文字が。

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イベント終了後に「楽しい雰囲気を最初から感じてもらうために考えた」とある選手が言っていました。

受付開始。

続々と参加者の方々が。
もちろん受付も選手たち自身で行います。

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この日は約60名の小学校1、2年生と幼稚園生のみなさんとその保護者の方々にお越しいただきました。

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開始前。

開始前、ユース選手は子どもたちとコミュニケーションをとるために一緒にボールを蹴る姿が。
参加者の中には、少し緊張している子もいる様子。

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★オフショット★
2019シーズンに引退した田所諒さん。元気です。
U16監督兼ユースのコーチとして指導者生活2シーズン目を迎えました。(月刊HAMABLUE Vol.4にインタビューも載っているので気になる方はぜひ!)

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いよいよスタート。

まずは全体のご挨拶。
菊池アカデミーダイレクターより参加する子どもたち・保護者の皆さまへご挨拶と今日の流れを説明。

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そして、4つのグループに分かれてサッカー教室がスタート。

今回のサッカー教室はA~Dの4グループに選手が分かれ、それぞれのグループのリーダーを中心に「アイスブレイク」「トレーニング(2種目)」「ゲーム」の構成でメニューを考えました。

まずは自己紹介から。
胸に名前シールを貼ってお互い名前で呼び合えるようになっています。

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続いて準備体操。

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アイスブレイク

準備体操が終わるとアイスブレイクへ移行します。
各チーム、しっぽとりゲームやボールとりゲーム、じゃんけんを取り入れたメニュー・・・など、グループごとの色が見えます。

子どもたちにも少しずつ積極的な姿勢や笑顔が見えてきました。

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ちなみに、選手たちは事前にアカデミースタッフの元で指導実践を行い、準備をしてきたそうです。

トレーニング(2種類)

トレーニング(2種類)も、パス、ドリブル、シュートと言った個人戦術のトレーニングを中心に楽しい雰囲気で進んでいきます。

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最後はゲーム。

いよいよ最後の「ゲーム」。
ここも、グループによってチームを分けてリーグを組んだり、全員でずっとゲームをするグループもあるなど個性が出ていました。

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試合の待ち時間にも、さまざまなコミュニケーションの時間が生まれていました。

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試合終了

試合が終了すると、選手たちが参加者を集めて、結果発表。
そしてプレゼントが・・・。

優勝チームに折り紙で手作りメダルを作ってプレゼントしていました。

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今日のMVPには、アカデミー出身の齋藤功佑選手のサインをプレゼント。

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参加者の子どもたちも最初は緊張している様子が見られましたが、最後はどのグループも幼稚園生・小学生・高校生関係なく打ち解けて、終始笑顔があふれるサッカー教室となりました。

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ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

各グループリーダーにインタビュー!

今回参加したのはU-18、U-17、U-16のユース全カテゴリーでしたが、各グループのリーダーを務めていたのは、実はU-18(高校3年生)ではなく、U-17(高校2年生)の選手たちでした。 

Aグループ U-17 井上 輝 選手
Bグループ U-17 ヴァンイヤーデン ショーン 選手
Cグループ U-17 中村 琉聖 選手
Dグループ U-17 薬師寺 大繁 選手

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ー最初にコーチたちに今回のイベントをやると言われたときはどう思いましたか?
ショーン:自分たちで全部考えると言われて最初はできるか不安でしたが、考えていくうちに、コーチたちも自分たちの練習を工夫して考えるうえで苦労くれているんだなと感じることができました。

ー風船の装飾などはだれが考えたんですか?
薬師寺:来た人たちが少しでもいい雰囲気だと感じてもらえるようにできるだけ楽しい雰囲気をつくればいいなと思いました。練習前などにみんなで話したり、連絡を取り合って考えました。

ー特にどんな部分を工夫しましたか?
薬師寺:サッカー経験・未経験に関わらず、みんなが楽しめる雰囲気を作れるようにしました。
井上:小学校低学年はゲーム形式の方が楽しめると思ったので、ゲームを中心のメニューを考えました。
中村:子どもたちがサッカーを好きになってくれるよう工夫して考えました。

ー今日一日やってみていかがでしたか。
薬師寺:一週間前からメニューを決めていて、やってみて、怪我などがないか心配だったのですが、無事終えられてよかったです。
中村:このイベントを通して、メニューを考える難しさだったり、教えることの楽しさを知ることができました。どうやったらた子どもたちにサッカーを楽しいと思ってもらえるかを工夫することが大変でした。
井上:参加してくれる子がどう反応してくれるか不安でしたが、楽しんでもらえてよかったです。またこういう機会があったらやりたいです。

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今、チームを引っ張るのは3年生ではなく、来年チームを引っ張っていくのは2年生にリーダーを任せて、チームを繋いでいきたい。そんなアカデミースタッフの想いも感じました。

横浜FCユース・今後の予定

横浜FCユースは現在「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021(EAST)」を戦っています。現在、3勝3分3敗で暫定5位。

前年王者の意地を見せ、後半戦の巻き返しに期待したいです。

緊急事態宣言の延長などにより、リーグ戦の日程が延期になっている試合については、日程が決まり次第お知らせいたします。

トップチームに続き、横浜FCユースへの応援もよろしくお願いいたします!

ではまた。

■関連リンク
・横浜FCユース試合日程はこちらから
・大会ページ:高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021

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