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【就職/転職】ゲーム会社の面接で聞かれる質問は? どんなところを見られる?

お世話になっております!
ヨコシス広報部のノナカです。

弊社のようなゲーム会社に応募される方の中には、他業界から初めてゲーム業界に挑戦される方も多くいらっしゃいます。

ゲーム業界はやはり娯楽を作るという点で他業界より特殊な部分がありますので、そういった方は「どんな面接をされるのか分からない! コワイ!」と感じているのではないでしょうか。

というわけで今回は弊社の面接を例に、どんな質問をされるのか、どんなところを見られるのか紹介していきます!

お話を聞いていくのは、僕と同じ広報部で人事を担当しているスズキさんです!
よろしくお願いします!

スズキ:
よろしくお願いします!

【スズキさん】
・今年に広報部へ入社
・人事歴8年
・弊社の面接に来た方にご対応させていただく面接官の一人


1.面接で見ている点

――面接では職種問わずどんなところを見られるんでしょうか?

スズキ:
まず、採用に際して技術面は必ず見るんですが、それを見るのはどちらかというと書類選考の段階ですね。
面接ではさらに、作品を見て伝わってきたその方の「やりたいこと」や「どうなりたいか」を掘り下げています。
その人の今だけでなくこれからを見ることは、弊社の面接官が共通して大切にしていることです。

――具体的にどういう聞き方をされるんでしょうか?

スズキ:
求職者はゲームが作りたい・〇〇な絵が描きたいなど、こんなことがしたいという様々な想いをもって弊社の面接へ参加いただいていると思うんですが、やりたいという気持ちだけでなく、実際にそのために何をしてきたかを聞いています。これだけいうと、「これから」を見ていないじゃないかと思われるかもしれませんが……。
そこを聞くことで、その方の今までの経験や行動の意味を知ることができます。また、話しているときの表情や身振り、もちろん言葉など総合的にみて本当にゲーム開発・制作が好きなんだと納得したり、弊社であればどんな活躍ができるだろうという想像に繋がったりするんです。
興味・関心の高いことや好きなことの話をするとき、人は生き生きすると思うので書面だけではみえてこない部分を知るためにも行動に関する質問は必ずしています。

――なるほど。では、行動を起こしているかどうかという点も重要になってくるんでしょうか?

スズキ:
そうですね。
特に弊社のような創業して間もない会社だと、ただ指示を待つだけじゃなくて、自分で考え動くことが弊社だけでなく、自分にとってプラスへ大きく作用する場面が多いように思います。
そういう意味でも知りたいですし、聞きますね。
さらに、弊社は本人が手を挙げることにより、任せてもらえる範囲もどんどん広がっていきます。
自分の想いを発信したり、行動することでチャンスも増えていきますので、その環境を最大限に活かしてもらえたらいいなと。

2.中途採用の場合

――中途の方の面接で注目する点はありますか?

スズキ:
中途の方の場合は何かしら自身の期待するものと現状との間に差異があり、今のままでは解決できないために転職を選択することが多いのかなと思うのですが……。
例えば挑戦したい仕事ができないとか、期待するような働き方ができないとか、色々あると思います。

それらを自分の中で明確に意識したうえで転職活動しているのか、転職理由は弊社に入ることによって解決できるのか、本当に列挙している内容だけが解決すれば満足して働けるのか……とか。
入社後に同じことで悩ませてしまうのは避けたいため、こういったところは必ず確認しています。

――本人も分かっていなかったり、普通に話していても聞けなかったりしますからね。

スズキ:
はい、ですので、言葉やふるまい、表情などに一貫性があると納得感がありますね。
それらが確認できると「弊社からもこういうことが可能です」と提案したり、「弊社では難しい」とお伝えしたりすることができます。

先ほどのやりたいことの話にも通じるところですが、例えば一口にデザイナーと言っても人物が書きたかったり背景が描きたかったり人によって違います。
もちろんエンジニアや企画の方も同様です。

ですから、その人の興味・関心が低そうな業務も必ず聞いています。
本人がなんでもやると言っても、面接なのでそう言わざるを得ないと思います。
ですので、違和感を持ったら少し時間をあけてからそれに通ずる話をして再確認するようにしています。
基本的にギャップになりそうなものはすべて先に聞いていますね。

3.スズキさんが面接官として気を付けていること

――スズキさんが個人的に面接で気を付けていることはありますか?

スズキ:
これからどういう会社になりたいか、どういう人と目指すものをつくっていきたいかという点を考えながら活動しています。
ニュアンスが難しいのですが、人をあいたところにただ当てはめるという考え方ではありません。
弊社で働くことがその人の特性を最大限に活かすことに繋がるのか、今いる人たちと一緒に活動することでどんな新しい作用が起こるだろうといったことが面接中は常に頭にあります。

note でもお話しているのですが、わたしたちがするゲーム開発は「遊びの先にあるもの」……と考えていまして。
それを一緒に楽みながら実現できるメンバーに出会いたいですね。

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――会社のHPには必ず書いてある経営理念はやはり採用でも重要なんですね。

スズキ:
そういう視点でお話するならば、もちろん価値観が合致しているかどうかも重視しています。
そのため、面接においては良いところだけ伝えるとかはしません。
マイナスに受け止められやすい部分にも触れ、「こういう側面もある」と伝えます。
面接においては、こちらが一方的に応募者を選定するというより、お互いに合うかどうかすり合わせをする感覚ですので、その人にとっての判断基準になるだろう情報はできる限り共有するようにしています。

また、その中で応募者が期待しているところ、こだわっているところが分かったら色々お話していくことができますので、その部分は必ず聞きますね。

――面接でそういった部分を見抜けるものなんでしょうか?

スズキ:
難しいですが、私は相手の反応を細部に渡ってよく見ます。
あと相手にたくさん話してもらうことも心がけています。
言葉もどういう意味で使うか細かく確認しています。
やっぱり、私たちの認識が本人の意図するところと違うのに勝手に解釈されて採否が決まるって納得できないと思うので。

4.面接でよくする質問

――その他、よくする質問はありますか?

スズキ:
作品から見えてきたこだわりと一緒に、完成までの過程の話をよくお聞きします。
例えば印象的な出来ことがあればそこを語ってもらいます。そしてその中で、その人らしい感情やふるまいが見えたときに、「なぜ」を聞くように心がけています。「なぜ」を聞くとその人の大切なことやこだわりが見えることが多いなと…。

――エピソードの中から人となりを読み解いていくんですね。

5.まとめ

今回はゲーム会社の面接でどんなことを聞かれるのか、その一例をご紹介しました。
これからゲーム業界を目指す方の参考になれば幸いです!

また、この記事を見て弊社にご興味を持たれた方はぜひ下記リンクより採用情報をご覧ください!
採用についてご不明な点がございましたら、公式HPのお問い合わせからお気軽にご連絡くださいませ。

以上、ヨコシス広報部のノナカがお送りしました!

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