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ゲーム業界の就職活動|基本ステップ

お世話になっております。
株式会社ヨコゴシステムズのB.O(バックオフィス)のスズキです。

先日、25卒向けの新卒イベントに参加しました。
就職活動が本格化していくなかで、不安を抱えている方が多いように感じました。

そこで、今回は就活の進め方をざくっと書いてみようと思います!

就活ステップ

次の内容が基本ステップです。
ゲーム業界もその他業界も、ステップに大きな違いはありませんので、どの業界にしようか悩み中の方も参考にしてください。

①自己分析(自分を、知る)
②業界・職種・企業分析(対象を、知る)
③選考対策をする
④実践(選考)
⑤振り返る

就職活動のアクションプラン

多くの人が就職活動の一歩目は戸惑うものです。ですが、基本はこの5つ。これを繰り返していくことで、自分の就職活動を納得のいくものにしていきましょう。

就職活動が初めてという方へ。
わからなくて当たり前です。だから、情報が必要なんです。
情報が集まったら、そこから必要なものを取捨選択し、行動にしていくのです。

最初から自分の想い通りにいくとは限りません。そもそも自分の想い自体もぼんやりしている状態でスタートすることもあります。だから基本ステップを知って、進めていくのです!

それでは、、

ここからは、ステップを分解してお話していきます。

ステップ1|自己分析(自分を、知る)


自分が何をしたいのか、何が得意なのか、何に興味・関心があるのか、どういったときにプラスの感情になるのか・マイナスの感情になるのか、働くことを通して何を得たい…など、自分自身のことを言葉にしていきます

このとき、そう思うに至ったきっかけや経験を振り返ると言葉にしやすいですよ。

人によっては、適正診断を受ける機会もあるかと思います。ですが、適正診断には注意点があります。結果をみて、自己分析完了と思ってはいけません。それは自己分析とは言えません。結果に対して、自分としてはどう思うのかを考えてください。そうだなと納得する部分も、違うなと感じる部分も、なぜそう思うのかを言葉にしてみてください。紐づく経験を複数見つけることで、自分のことをより深く知れますよ。

繰り返しとなりますが、適正診断はあくまでも考えるためのツールの1つですので、適切にご活用ください。

と、ここまで方法を先にお伝えしましたが、あくまでもこれは手段の話であって、より理解していただきたいのは目的です。あなたは、何のために自己分析をするのでしょうか。

就活を進めていくと、「就活の軸」ってワードをよく耳にするようになるかと思います。これって結局、就職活動におけるこれはゆずれないぞ!っていうこだわりみたいなもので、全員一緒とは限りません。
なぜそれにこだわるのかは、本人が持つ経験だったり、そこに紐づく価値観だったりが関係するからです。

この経験や価値観を、自分自身が理解することによって
次のことが可能になります。
また、これらが就活における自己分析の目的にもなります。

・合う環境や場所の取捨選択
・一貫性を持って他者へ想いを届ける(選考時)
・長期視点でのキャリア形成
・短期視点での指標・目標形成

ステップ2|業界・職種・企業分析(対象を、知る)


就活って何をするの?って考えたときに、多くの人がまず行うのが業界・職種・企業分析ではないでしょうか。

ですがこの記事ではステップ1の「自己分析(自分を、知る)」を一番に掲げています。これには理由があります。

自己分析をして、自分のことを言語化できていると、業界・職種・企業分析を効率的に進めることができるのです。

とは言え、、
どうしても業界・職種・企業を調べることを先にしたい!!!という方もいるかと思います。それもあなたのやり方なので、OKです。

で、ここで1つ提案です。
業界・職種・企業を調べるときに、ただ見るだけは避けてください。
自分の興味・関心がどこにあるのか、自分の得意をどこで活かせそうかを意識しながら、情報収集してみてください。

「絶対ゲーム業界!それ以外は考えられない!」
こういう方も多いのではないでしょうか。
では、質問です。
あなたは、その業界で・いつまでに・何を・どうしていきたいのでしょうか。それが叶う会社は、どんなゲーム会社でしょうか。

本当にそのゲーム会社でしか叶えられないことでしょうか。どうしてそこでないといけないのでしょうか。

こんな風に、繰り返し何度も自問自答してください。

就活をスタートしてすぐは、名前を知っている会社だけを全てと考え、この会社しかない!これ以外はないぞ!というゾーンに入ることがあります。
あなた以外に数百人、数千人が同じ想いを一度は持ちました…

できれば、あなたが名前を知らなかった会社も含め調べてみてください。
今はスカウト型のサイトも多いので、そういったものを活用してみるのも1つかもしれません。(たくさんのサイトに登録すると管理が大変なので、そこはお気をつけください。自分に合う方法の選定が重要です!)

ーー 補足 ーー

興味・関心の高い業界を早々に見つけられる人がいる一方で、「複数の異なる業界の企業を、いいなと思ってしまうんですよね。業界を絞れなくて就活が進んでいない気がする…」という悩みをきくことが多々あります。

ご安心ください。
そもそも全員の興味・関心が『業界』で絞れるとは限りません。業界で絞ることが絶対と思い、そこに捉われてしまうと就職活動が苦しいものになる場合があるので、お気をつけを。
「いいな」と思う企業を並べたときに、業界以外に、職種や人、働き方、活動環境など何か共通点がないか、もう一度探してみて下さい。

ーー 補足はここまで。ーー

話を戻しましょう。

重複しますが、色々な業界や職種、企業を調べていくなかで、「いいな」と思ったところが複数あるならば、共通点をチェックしてみましょう。

共通点が見つかれば、興味・関心が1つ言語化され、自己分析が進みます。

また、興味・関心がわかれば、それが叶いそうな企業に的を絞って順にみていくことができ、情報収集の効率化も図れますよね。
(反対に、「ちょっと違うな」がわかれば、情報収集の優先順位を低くすればよいので、やっぱり効率が上がりますよね。)

情報収集ができたら、「いいな」と思う業界・職種・企業で大切にされているコトと自身の価値観や経験・スキルが合うかをみていきましょう。

もしかすると、興味・関心は高かったけれど調べていくと経験・スキルという点でちょっと合わないな、そんな壁にぶつかることもあるかもしれません。このとき、ネットやSNSだけの情報での判断はまだ早いですよ。
実際にその業界や職種、企業で活躍している人と接して、話をきいて雰囲気を感じて、そのうえでどうかを判断しましょう。

みんなが「いいな」と発信する会社が、あなたにとっての「いいな」と思える会社とは限りません。

また、残念ながら自分の求めているものがどの企業にもないという場合もあるかもしれません。
がっかりしないでください。今気づけたのであれば、ここからどうしていくか考え行動する時間はあります。

と、このように進めていくのですが、、
これらの業界・職種・企業分析の目的は次のとおりです。

・自分に合う場所を見つける

「入社してみないとわからない…」
そう言ってしまえば確かにそうかもしれません。ですが、企業側も自社に合う人に出会いたいと考えています。個人と企業がお互いに、本気でそれらの活動をしているならば、『自分に合う場所』に出会える可能性はかなり高まります。

ステップ3|選考対策をする


自己分析をして、業界・職種・企業分析ができたら、次は選考対策ですね。

ゲーム業界志望の方の場合、「とにかくポートフォリオつくらないと!」という考えに追われて、気づけば志望していた企業の応募期日を過ぎていた、なんて話も聴きます。

選考対策でまず忘れてはいけないのが、スケジュール管理。
複数の企業のスケジュールを管理するのはもちろん、学業やアルバイトなど、自身の活動も並行して動かしていくため、なかなかこれが大変です。

そして選考内容。
企業ごとに異なり、それぞれに対策が必要です。また、同じ企業であっても職種によって選考方法や採用基準が異なる場合がありますので、志望企業のことは入念に調べましょう!

やることが多くて、なんだか読んでいるだけでやる気がなくなりそうですよね。笑

だからこそ、基本ステップなのです!
ステップ1、ステップ2をどんどん進めていくと、志望する企業がどういった人材を必要としているか理解度がだんだんと上がり、どの対策からしていけばよいかが見えてきます。

その状態で、書類選考や面接、筆記試験といったものに取り組んでいきます。このステップの冒頭で記載のとおり、ゲーム業界においては、ポートフォリオや課題の提出を求められる機会も多いですが、その対策もここに含まれます。

選考は、相互に合う・合わないを判断していく場です。

その判断をポートフォリオや面接などを通して企業は行っています。
そしてあなたも企業のホームページや説明会や選考で出会う人などを通して、期待に値する先であるかを判断していきます。

ステップ4|実践(選考)


ステップ1~3までは準備です。
ここまで出来れば、あとは実践のなかで学びましょう。
実際の選考から学ぶものはとても多いです。

選考という言葉をつかっていますが、これが書類選考や面接というようにこれぞ選考という場合もあれば、アルバイトやインターンシップなどの中で「この人と働きたいなぁ」と思ってもらい、後々考えたらそれが選考になっていたなんてこともあります。

どこが実践の場となるかはわかりません。チャンスは突然現れるので、準備は早めがおすすめです。

行動あるのみ!応援しています。

ステップ5|振り返る


これがステップの最後となりますが、ここ大切です。

学生時代の就職活動って、最初はたいていの場合思い通りに進みません。だってみんな初めてする活動なので。

とは言え、ずっとうまくいかないのは嫌だと思うので、実践後に振り返りをします。まずは主観でよいので、評価できる点・課題に思う点を列挙してみましょう。

このとき、もし振り返りをせずに次の実践に進んでしまったら、上記の点に気づくことが出来ず、結果だけに注目して終わってしまうのではないでしょうか。

ですが、実践後に振り返りをする人は、どうでしょうか。
同じ就職活動をしているにも関わらず、振り返りをするだけで、どんどん自分に合う企業に近づいていく未来が想像できませんか。

何度振り返ってもうまくいかない。そんな時は周囲の人へ相談してみましょう。それでも納得できないなと思えば、思い切ってステップ1やステップ2に戻ってみましょう。
これらをする時間がもったいないと思うかもしれませんが、新たな気づきを見つけるには、これまでと異なる行動をとることが最短ルートです。

就職活動をする期間は、長いキャリア形成の過程のほんの一部です。少し戻ってみることを恐がり過ぎず、ぜひ自身の納得できる選択をしながら進めてください。

それでは、今日はここまでとします。

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来週も、当ページをご訪問ください!記事UPします。

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