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幸せを遠ざける"弱点"を見つける方法

今月のBI連載は、夏休みということもあって、ちょっとトーンを変えた内容にしました。米ハーバード大でリーダーシップと幸福に関するラボを主宰するアーサー・ブルックス教授が語った「不幸な人生の終わりを迎えないためにはどうすればいいか」についてのスピーチをもとにしています。5月にメンバーシップ向けに書いたこちらのnote記事で、スピーチの内容をまとめていますので、興味のある方はぜひご一読いただければと思います。

スピーチは、ブルックス教授の著書(タイトルは「From Strength to Strength」)の内容にも沿った内容だったので、話を聞いた後、本を探してみようと大学キャンパス内にある書店に向かったんですね。そしたら、会場にいた何人もの友人とばったり会って、みんな同じ本を探していた、という状態でした。しかも、我々よりもっと早足の人が多かったらしく、売り切れだったという(笑)。

というわけで、その後、教授が書いた記事を探したりポッドキャストなどを聞いているのですが、スピーチに劣らず面白く感じています。

知っていることとできることは別物ーーというのは、こちらのnoteでも書いた”幸福について教える授業”でもよく言われていたことだったのですが、幸福について教えるブルックス教授も同じことを言っていました。自分は幸福を感じづらい人間だからこそ、このテーマに持っているのだということ、そして自分自身でも絶えず努力を続けている、とのこと。

今回のnoteではその中でも、自分の弱点に意識的になるために、ハーバードビジネススクールでも教えているという”What’s your idol?”というエクササイズについて書いてみたいと思います。

判断を誤らせかねない「弱点」

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