![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144728655/rectangle_large_type_2_d6c3acc8a658a1347031019a1604b105.png?width=800)
大阪のディープな穴場、浮世絵美術館と●●●と!
リュック1つで、ふらりアート旅。
今日は、大阪へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1719542337629-QWNZGlFWNN.jpg?width=1200)
心斎橋筋や戎橋周辺は
インバウンド人気で大混雑!
なかなか前に進めない。。。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145403605/picture_pc_7cb0ba774ac7f6bf74bf035cc1e0ea24.jpg?width=1200)
そんな時、
たまたま目に入ったのが、
大阪浮世絵美術館
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144728665/picture_pc_8754eead0141ba4cb5e8234a66c78c0e.jpg?width=1200)
え、こんなところに美術館が!?
飲食店や土産店が並ぶ繁華街で
ひっそりと営業。
心斎橋筋は、
今まで数えきれないほど通ってきたが
全く気付かなかった。
実は、浮世絵には、
全く興味がなかったが
行ってみよう(笑)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144728666/picture_pc_048d171e8a9392d4a3d9f3c29c910bfe.jpg?width=1200)
現在、
「歌川広重 うきうき浮世絵 展」
が開催中。
![](https://assets.st-note.com/img/1719543049042-Z8ztFpBpig.jpg)
広重の名前は知っているが、
作品をちゃんと見たことはない。
いい機会かもしれない!
さっそく受付で入場料を払うと、
チケットと一緒に
”あるもの”を差し出された。
それは、ルーペ!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144728673/picture_pc_acaf0f36eace0b4d06db62f842d07ebb.png?width=1200)
この美術館のサービスで
無料で貸してくれる、という。
今までルーペを使って絵を見たことはないが、
おすすめされたので、やってみる。
そもそもルーペを使えるくらいに
間近で絵を見れることは
めったにないし、素晴らしい!
浮世絵をルーペで見ると、、、
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144728874/picture_pc_4633dd99c7cd777fe7cb7bf3f794e3f5.png?width=1200)
普通に見ただけでは気付かなかった
表情や仕草の細かさが分かる。
それどころか、
会話や音さえも聞こえてくるようだ。
葛飾北斎の代表作
富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
小さな波しぶきすらも、
細部にわたって鑑賞できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1719550539077-E0eL89x3vd.png?width=1200)
何度も見たはずのこの絵の中に、
船が描かれていたことを
今回初めて知った。
しっかり見たつもりでも、
まったく見えていなかった・・・
大学の講義では、
「視野を広げて物事を見るように」
と学生に伝えている。
しかし、北斎の絵では、
波のダイナミックさに気をとられ
他のことに目がいかなかった。
浮世絵を通じて、自分の甘さにも気づかされた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144728875/picture_pc_ebc909d87f4601b9a1b63844700e81b4.png?width=1200)
北斎を見た後は、
広重や歌川派の作品を見る。
有名な「東海道五十三次」はもちろん、
「京都名所之内」、
「浪花名所図会」など、55点が展示。
ヨーコ流浮世絵の楽しみ方は、
次の通り。
①ざっと全体を眺める。
②次に、ルーペを使って、細部まで見る。
③その絵がどの様な光景か、
どんな場面なのかを具体的に想像する。
④最後に、説明文を読む。
私の想像が大ハズレのこともあれば、
わりと当たってることもある(笑)
こんな風に見ると、
浮世絵の面白さが身近に感じられる。
ルーペ貸し出しサービスのおかげで、
歌川広重と北斎の線の違いも
学ぶことができた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144728876/picture_pc_fbfe58b4f2763ad9790bc84d93edd16d.png?width=1200)
私の印象では、
北斎の線は鋭く、きっちり。
広重のは柔らかく、細やか。
小さく描かれた人物にも
ちゃんと個性や表情があるのに驚かされる。
浮世絵の両雄、
それぞれの魅力があって面白い。
思いがけず多くを学ぶことができ、
非常に満足度の高い展覧会!
来場者の大半が、外国人で
国際色が豊かなのも良かった(笑)
帰りがけに
ショップでお土産も購入。
![](https://assets.st-note.com/img/1719548650750-yAaXDZgGr1.jpg?width=1200)
それにしても、
こんなスゴイ穴場があるとは知らなかった。
次に大阪に来る時に、また立ち寄ろう!
じっくり集中したせいか、
お腹がモーレツにすく(笑)
そう、大阪と言えば、絶対食べたいのが
「かすうどん」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145403607/picture_pc_2d95b291dd34288f1b3b6022d91fa92e.jpg?width=1200)
法善寺 KASUYA
私のイチオシがここ!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145403636/picture_pc_29d8ade17720d9fd095c25f50b7b84cd.png?width=1200)
肉うどんを、かす大盛りトッピングで頂くのが
定番。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145403608/picture_pc_037d434bdf270ce723470a885eaa663b.jpg?width=1200)
”かす”とは、ホルモンを揚げたもの。
”たぬき”とは違う。
香ばしさが増し、脂っぽさも気にならない!
むしろ、コクが増してうまい!!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145403610/picture_pc_ffa0f343075775ed1468474c7dab2085.jpg?width=1200)
ゆず粉が良いアクセントになり
ドンドン、食が進むから要注意!(笑)
ちなみに、法善寺KASUYAから
大阪浮世絵美術館までは、
徒歩5分くらい。
浮世絵を楽しんだ後に、かすうどんを食す
マニアックな大阪観光ルート、
おすすめ!!
【ヨーコJAPAN公式サイト】
サポート大歓迎♪ あなたからの牛丼1杯分のサポートが、次回海外個展の励みになります。