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南仏へ行ってみたくなる、最新のマティス展

リュック1つでふらりアート旅、

代々木で大江戸線に乗り換え、

六本木へ。

来場者数10万人を突破した人気の展覧会、

《マティス 自由なフォルム展》

が開催されている、

国立新美術館を目指す!


ただ、方向音痴なので、

ちゃんとたどり着くか微妙・・・(笑)


六本木ヒルズ前で

地図をしっかり確認。


まっすぐ進んだ先に、看板が見えた!

ほぼ一本道だったから、

誰でも迷わずたどり着くかも(笑)

昨年のマティス展については

先にnoteにまとめた。


今回のマティス展のテーマは、

自由なフォルム


まず、会場の国立新美術館の建物自体も、

開催にピッタリのフォルム!!!


美術館と言えば、

大型の箱モノ建築物で、

四角いイメージだったが、

この曲線美!!

スゴイ技術だ。


実は、新国立美術館へ訪れたのは4回目。

以前訪れた時は、

この外観など気にも留めずスルーしていた。


しかし、京都芸術大学で学ぶようになり、

確実にモノの見かたが変わったと、

改めて実感する。


展覧会テーマの”自由なフォルム”にちなんで、

私も自由なフォルムを表現してみた!(笑)

(ズッコケる瞬間ではない)

早速チケットを購入。

京都芸大はキャンパスメンバーなので、

学割からさらに安くなり、

一般の半額近い1,200円で入場できる。

入り口前広場では、

フルーツが腐敗する過程もアートにする展示?!

があった。

干からびたレモンも、美しく見える。

ヒトも、若くてピチピチした時期が一番輝かしいと

思われがちだが、

どんな年代になろうとも、

その瞬間を自分らしく生きれば、

内から輝くものだと、勇気をもらえた作品。

美術館内も素敵!

都内の美術館の中でも、

好きな建築物の上位に来るほど、

素敵なデザインだと思う。

上階から下のフロアを眺めるのも、おもしろい。

今回のマティス展では、

絵画はもちろん、切り絵が

大きくフィーチャーされているのがポイント。

後半のみ、撮影が許可されている。

マティスの描く線はとてもシンプル。

どこから、

どんな流れで描いているのか?


気になって、たどってみる。

私の部屋に飾るなら、

どの作品がいいかな??

と想像しながら鑑賞するのも好き!

近くでみたり、遠くから眺めたり

作品を見ている人を観察したり。


展覧会の楽しみ方がどんどん広がる。

私はアーティストとして活動しているが、

画家のことや、美術史、

いわゆるアートの常識については

知らないことだらけ。


でも、美術に詳しくないからこそ、

自由なモノの見かた、とらえ方ができる!?

この展覧会の大きな売りの1つは

マティスが内装を手掛けた

南仏ヴァンス礼拝堂に関する展示。

マティスらしい形や色彩を十分に体感できる。

マティスの魂も感じる。

晩年のマティス、

車椅子からでも制作を続けるところが

本当にスゴイ。

アートへの強い情熱を感じずにはいられない。

モノトーンの切り絵を見ても、

マティス作品だとすぐ分かる。

”色彩の魔術師”と言われるマティスとしては

珍しい作品展示もあり、意外性を楽しめる。


メインは、

ロザリオ礼拝堂(La Chapelle du Rosaire)

を再現した空間。

南仏ニースから北西へ約20kmにある町、

ヴァンス。

ここにマティス自身が「生涯の最高傑作」という

ロザリオ礼拝堂がある。

4年にわたって制作に励んだというが

このレプリカを見るだけでも、圧倒される。

いつか南仏ヴァンスを訪れ、

本物の礼拝堂へ行ってみたい。



新たな楽しみもできた

ふらり美術館巡り。


ショート動画にもしてみた。


次回は、どこへ行こうかな。。。



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