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勝手にチャレンジ1000 0115 歩留まり。

 かつてないほどたくさんついてる栗のイガ。明るい緑のトゲトゲも少しずつ大きくなってきた今日この頃、足元にはその可愛いイガイガがコロコロと。

 花が全部実になるわけでもなく、結実したものが全部実りとなるわけでもない。些細なつまずき、大きな障害、とにかくある一定の時間を耐え抜いて次の世代まで命を繋ぐってたいへんなことだな、と思う。
 人間だって、人生の時間は足元にぽっかりと穴が空いてる道を目隠しして歩いているようなものだ。小さいときから、もしかしたらあの時死んでてもおかしくないな、みたいなことを無意識にクリアしながら、クリアしてるからこそ無意識に、今がある。大きくなるって、長生きするって、ホントにたいへん。
今ある、ってことはみんなすごいことだな、と思う。

 さて、このまま無事に大きくなって、この冬私たちの口に入るのはどのくらいかな?


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