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ディマシュ、「ユーロ2024予選」を見に行くの巻

 急遽2本を投稿します。
 ディマシュの動向が急すぎて、とっとと原稿にしないと、あっという間に置いて行かれそうです😅
 まずは、サッカー絡みのディマシュの動向から。

(Dimash 32)
(5,750文字)
(第1稿:2023年11月19日)

 



【前日譚】

《ディマシュ、謎のストーリー投稿》

 11月16日、ディマシュがインスタグラムのストーリーに以下の投稿をしました。

★dimash.usa.fanclub のIGより。11月16日(現地時間)付。
投稿者:「Repost: @kudaibergenov.dimash story」
ディマシュの文章:
『明日は家に帰ります。 アスタナ・アリーナで一緒に代表チームを応援しましょう! 進めカザフスタン!』

 
 朝起きてこのストーリーを見た時、ディマシュのストーリーとは気がつかず、「家に帰る?誰が?」と思い、dearsの誰かが2枚の写真の間に飛行機の客席側から窓の外の景色を映した写真を加えていた投稿もあり、何のことだろう?と思いつつ出勤。
 帰ってきたら以下のようなことが判明していました。

《サッカー「ユーロ2024予選グループ・トーナメント」と判明》

★dimash.news のIGより。同付。
投稿者:
「親愛なる友人、同国者、首都のゲストの皆さん!
 明日11月17日、アスタナ・アリーナ・スタジアムで、カザフスタンとサンマリノ代表チームのサッカーの試合が行われます。
 2024年ヨーロッパ選手権、予選グループ・トーナメントの重要な試合で、アスリートを応援しましょう。
 明日、アスタナ・アリーナ・スタジアムで一緒にサポートしましょう。
 頑張れ、カザフスタン!」

 
 これは、来年ドイツで開催される「UEFAユーロ2024(UEFA欧州選手権)」の予選大会でした。そっか、そういえばそういう時期か。
 カザフスタン(FIFAランク100位)は「Hグループ」です。
 デンマーク(18位)、スロベニア(59位)、フィンランド(54位)、北アイルランド(74位)、サン・マリノ(207位)と同組です。

《「ユーロ2000オランダ大会」の個人的な思い出》

 私、たまたま「ユーロ2000」開催真っ只中だった開催国オランダに行ったことがありますが、まぁとにかく凄かったです。
 町中がサッカーのための飾りつけで溢れていまして、それ以上に各国の応援団や観客が町中にひしめいていまして。
 泊まったホテルはたまたまイングランド・サポーターの宿泊地になっており、ホテルの中庭には巨大スクリーンが用意され、スタジアムに入れなかったファンのために試合が中継され(つまりチケット持ってなくても開催国に来ているサッカーファン多数)、イングランド勝利が決まると、イギリスのロック・バンド「クイーン」の曲を何曲も大音量で夜中まで流してみんなでめっちゃ楽しそうに大合唱。
 一瞬クイーン聴くために中庭に行こうかと思ったけど、いやいや身の危険もあるからやめとけという内心の声に従い、窓を開けて聴くだけにとどめたという思い出が(笑)

《カザフスタンは快進撃中だった!》

 このHグループでは、ランク100位のカザフスタンが快進撃を続けており、このランクでユーロに出場というミラクルが起こるのか!?と、かなり話題になっていたようです。


★dimash_kavkaz のIGより。同日付。
投稿者:
「(前半略)
 このビデオは、2019年6月にアスタナでのディマシュのコンサートのリハーサル前に、ディマシュの父親カナト氏が撮影したものです。(中略)
 ✅重要✅
 明日11月17日、同スタジアム(アスタナアリーナ)で、カザフスタン代表チームとサンマリノの試合が行われます。これはヨーロッパ選手権2024の予選トーナメントです。
 お見逃しなく!!! 😍このような重要な試合でカザフスタン代表をサポートしよう✊🏻🇰🇿✊🏻🔥」


 dears達、ディマシュの投稿を受けてすぐにこのような過去の動画を投稿しとりました。さすがですね。
 3人のうち、画面右側にいるのがディマシュのようです。
 ディマシュは子供の頃、男の子のご多聞に漏れず、サッカー大好き少年だったようです。
 以前、家のガレージの前で彼が「リフティング100回」に挑戦している動画もありましたね。
(NOTE投稿文『XHALYN』、注解「注4」に埋め込み ↓ )

 
 そしてディマシュ、どうやらこの試合を見るためだけに、カザフスタンに帰国するようです。



【当日の試合の様子】

 明けて11月17日。
 ディマシュが予告したサッカー「カザフスタン対サン・マリノ」の試合が行われた当日です。
 試合をTV中継で観戦していたらしい「mysoul_dimash」というdearが時々、途中経過を投稿してくれていました。
 以下、投稿主の記載のないものはすべて@mysoul_dimashのIGです。

《試合直前》

・カザフスタンの国歌斉唱。途中でディマシュが映りますが……
 えええっ!? 貴賓席で大統領と一緒!?? そうだったのか!!!


 そういえばディマシュは11月8日、ジュネーブを訪れた際、欧州サッカー協会UEFAの本部を訪問しており、その時の写真を投稿していました。
 そういうことだったのか……🤣

 
・ディマシュの両親も会場の客席で国歌斉唱!
(たぶん両親のストーリーのリポスト)

 
・たぶんTV中継番組の、試合前に流されたと思われる編集ビデオ。

 
・試合前でしょうか、インタビューを受けるディマシュ。


・試合前か後かは不明、会場で記念撮影に応じるディマシュ。
 この日の服装の全体像が分かります。


《試合開始!》

・カザフスタンが先制! 貴賓席で大統領と握手するディマシュ。

 
・ディマシュの様子の写真集

 
・カザフスタン、2点目をねじ込む! 喜ぶ貴賓席(のディマシュ)。

 
・2-1になったあと、カザフスタンがペナルティーキックを決め、みんなで拍手する貴賓席(のディマシュ)。

 
 以下の動画は、現地のスタジアムで観戦した記録をYouTube動画にしていた「Mane Sane」というカザフスタン人の動画主さんの動画です。
 彼は両国の国歌演奏の時に貴賓席の下にいたので、ディマシュの動向が良く見えます。(彼は試合中は別の場所に移動したので、ディマシュ見えなくなった🤣)

YouTube動画:『Казахстан 3-1 Сан Марино. Чесноковтың зеңбірегі. ЕВРО-2024-ке соңғы қадам қалды.』(カザフスタン 3-1 サンマリノ。 チェスノコフの大砲。 EURO-2024への最後のステップが残っている。)
・ディマシュが大きく映る両国のカザフ国歌の場面を頭出し。


 そして……
 3-1でカザフスタンが勝利!
 イエーーーーーイ!👏👏👏👏👏👏👏

 

【試合後の様子】

・試合終了後、カザフスタン勝利の試合をダイジェストした短いビデオ(の中のディマシュ)。

 
 カザフスタンはこれで現在第3位。
 得失点差5で2位のスロベニアに遅れていますが、21日火曜日のカザフ対スロベニア戦で勝利すれば、順位が変わるのかな?
 がんばれカザフスタン!

 試合終了後、大統領は首にかけていたカザフスタン連盟のタオルマフラーを、下のほうの席にいた少年にあげるために投げていますが、その大統領の背中の向こう側にちょこっと見えているディマシュ。


 ディマシュも、会場の客席にいた子供を抱き上げて貴賓席に立たせて握手した後、客席のたぶん親御さんに子供を返しています。
 もしかしたら親御さんがディマシュのファンで、彼に子供を祝福してもらいたかったのでしょうね。

 
 ディマシュの両親が、試合後の会場に流れる彼らの息子の曲『Stranger』イントロをIGに投稿していました。返信欄でカナト氏がdearの質問に答えて、現地で実際に流れたと書いていました。

★kanat_sveta_aitbayevtar のIGより。11月18日付。

 
 ディマシュは、カザフスタン・サッカー連盟より、自分の名前とエースナンバー10がはいったユニフォームを、バルメンクロフ会長から手渡されました。うっすら(てことはかなり)嬉しそう。

★kff_team のIGより。11月18日付。
投稿者「代表チームをサポートしてくれてありがとう、ディマシュ! 🇰🇿」

 
 また、Телеканал Хабар 24(テレビチャンネル ハバル24)というカザフスタンのチャンネルが今回の試合のダイジェスト版を作成してYouTubeに投稿しました。

YouTube動画:『Реакция Президента на прошедший матч Казахстан - Сан-Марино | President』(カザフスタン対サンマリノの最後の試合に対する大統領の反応 |大統領)by Телеканал Хабар 24 2023/11/20
・ディマシュが座っていた大統領ボックス席と、試合前のディマシュを映した声有りバージョンがあります。ディマシュ登場場面から頭出し。



【ディマシュ「サッカー観戦」の余波】

 ディマシュ本人も、しばらくして自分で投稿。

★ディマシュ公式
「勝利おめでとう! 前進、カザフスタン! @kff_team 👏」
・ディマシュ本人が投稿した写真集、7枚。

 

《ディマシュの服装について》

 ちなみに、この時のディマシュのいでたちですが、dearsの間で賛否両論。
 彼への返信欄には、

「誰かわからなかった、変装してたの?」
「大統領の運転手かと思った」 ←爆笑!
「あなたのスタイリストは今日のスタイリングのために今クビになる」
「えー? ハンサムだと思うけど?」
「ボヘミアン・スタイル」
「これは年寄りが選ぶ服装でしょ? もっと若向けのを着たらいいのに」
「彼の音楽を信じてもいいが、彼の美学は信じてはいけない🤣」

 まあ、ディマシュは服装では割とやらかしてますので、みんな信用してません🤣
 おそらくですけど、本人的には、すごいベビーフェイスだから早く大人に見える自分になりたい、って思ってんじゃないかな。

《ディマシュが政治にかかわることについて》

 それから、ディマシュが「政治と深く関わっているように見える」ことがdearsに不安をもたらしており、こちらも賛否両論のようです。
 彼への返信欄には、また別のdearが、

「これで本当に幸せですか? 😢 試合の話は今はしない.... あなたの人生は、両親、カザフ市民、カザフ政治を幸せにすることにあるように思えます.... 。あなたの幸せはどこ???? どこに行ったの? 😢」

 と書き込み、この返信の返信には、

「最近、政治家に囲まれている😢 でも、大スタジアム、世界の舞台の夢はどうなんだろう🤔.」
「あのディマシュは、もういないらしい 🥺」
「恐れないで、私たちの男の子はいつもと同じです。 😍」
「彼はいない..... 彼は従わなければならない... なんでだろう😢」
「dears達、心配しないでください、私はディマシュは非常に頭がいいと思います。彼は彼の国、彼の人々を深く愛しています、彼は若くて、彼は優先順位を与えています」

 心配もわかりますが、ディマシュとしては、これも趣味と実益を兼ねた彼の営業なんですよね。
 ミュージシャンの命綱は、知名度です。顔と名前をいつも思い出してもらうのが、仕事の維持につながります。なにせ音楽産業は、ファンにとってはなくてはならないものですが、人類の経済活動としては、別に無くても困らない娯楽部門なのでね。
 大統領側としては、現大統領の支持率の確保を狙いたいし、政治の場面にディマシュが関わることで、若い人たちの政治への関心を喚起したい意図もあると思います。
 そしてセキュリティとしては、大統領に接近させても平静を保っていられて、なおかつ保安上「安全」を信用できる若い人物が、彼以外に国内にいないのかもしれません。

 時間が時間だったので髭が伸びてきたディマシュ、お疲れさんでーす。
「まあまあ、僕はこんな調子でなーんも考えてないから、心配しなくっても大丈夫だよ」的な🤣


【トカエフ大統領の胸のうち(超絶に妄想)】

 しかしですよ、今年の大統領のディマシュ絡みの動向を見ていると……

 大統領は、ディマシュの「dear」になっちまったんです(笑)
 もうディマシュっていう「疑似孫」が可愛くて仕方がない、おじいちゃんなんです(笑)
 ほら、おじいちゃーん、ディマシュくんがきてくれましたよー、あくしゅしましょうねー?的な🤣
 または、亡くなったディマシュのお爺様が大統領の体を借りて、孫に会っているのかも(妄想しすぎw)
 ディマシュのほうも、お爺様を亡くしてまだ5カ月で「おじいちゃん」が恋しくて仕方がない時期ですから、大統領に「優しかったおじいちゃん」を見ているのかもしれません。
 だから、カザフ・サッカー連盟から大統領ボックス席への招待の連絡があった時、彼はふたつ返事で引き受けたんじゃないかと。
 もちろん、表向きはカザフスタンのサッカーをぜひとも応援したいという気持ちからでしょうけどね。

 現地でディマシュがあんまり喜んでないように見えるのは、彼は歌ってない時は、なんかだいたいこんな感じの薄~い反応しかしません。
 カザフスタンの男はめったなことで感情を表に出してはいけない、みたいな、国の伝統を律儀に守っているらしいです。
 しかも11月の首都アスタナは、もう冬ですからメッチャ寒いはず。
 吹きっ晒しのスタジアムの椅子に3時間ぐらい座ってりゃ、笑顔も出ませんわな🤣
 ただし1点目だったかな、カザフスタンが点を取った時には、右手を下に突き下ろす小さいガッツポーズしてました。

 そんなことより、ですよ。

 ディマシュや大統領が首にかけているカザフスタン・サッカー連盟の黄色いタオルマフラーが、「阪神タイガース」のタオルに見えるのは気のせいでしょうか……?😅😅😅


 21日(日本時間22日2時ごろ)には、カザフスタンが「ユーロ2024」へ出場できるかどうかが決まります。
 がんばれカザフスタン!
 

(終了)

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