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今日はディマシュのお爺様の一周忌です(関連投稿まとめ)


 見出し画像は、2021年4月6日付ディマシュ公式インスタの写真より

(Dimash 番外14)

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 あれからもう、1年です。
 ちょうど私がNOTEにこのアカウントを作って、最初の感想文だった『OMIR(Life)、Part.1、2』を投稿した、約1週間後のことでした。
 ディマシュにとってはおそらく初めての、家族の訃報。
 しかもその家族は、カザフスタンの風習に則って彼を10才まで育てた、彼の育ての親でもある、お爺様。

 お爺様に関するいくつかの投稿の中で、私はディマシュについて「2重の意味で遺族となった」と書きました。
 彼にとって祖父のクダイベルゲン氏は、「祖父」として正式な「2親等の家族」ですが、同時に「父親」として心情的な「1親等の家族」なのです。
 彼はそういう事情によって、2重の意味で遺族だったのです。
 そしてそれは、この家族の中では、彼ひとりだけの現象でした。
 彼は、祖父の葬儀ののち、公式のインスタに投稿した文章の中で、自分のことを「あなたの末っ子」と表現しました。

 これらの出来事を見ていた私は、現在では、あの『OMIR(Life)』でディマシュが自分で書いた歌詞には、祖父の死を予感した彼の感情、特に「失う恐怖」が混ざっていたのではないか、もしかしたらその予感それ自体が、この曲を作詞作曲するきっかけだったのではないかと考えています。


 祖父の訃報からわずか11日後、ディマシュは東南アジアで初のコンサートである『ストレンジャー・ライブ in マレーシア』を開催しました。

 祖父の死と、このマレーシア・ライブを経て、彼は大きく変化します。

 そして今年の2月、ディマシュが弟のマンスールとともに演奏した、アンプラグド風のMV、『OMIR』ライブ・バージョン。
 それは、兄弟2人による「祖父への追悼の歌」であろうと思っています。


 このあたりの流れは、もしかしたら以下の投稿文を順番に読んでくだされば、なんとなく感じていただけるかもしれません。



 あらためて、クダイベルゲン氏のご冥福をお祈りいたします。

 そして、お爺様。
 あのような「世界の宝」となる人物を育てて下さったこと。
 本当に、ありがとうございました。

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