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#12社員が辞めない会社づくりに必要な、経営者のスタンスとは?

昨日、所属している経営者団体のオンライン例会に参加しました。
とても良い学びがありましたので、振り返りながら、確定拠出年金に関しても考えてみたいと思います。

社員が辞めない会社づくり

やめそうな社員はいませんか?というテーマでグループ討論をしたのですが、なぜ辞めたいのか?辞めてしまったのか?で討論が進んでいきました。

実際、どこの社員も辞めるときは、本音を言わず辞めていくと思います。
だから、なぜ辞めたのかの本当の理由は経営者にはわかりません。
そして、辞めていく本当の理由もひとぞれぞれでしょう。

だとしたら、多くの社員がずっと働きたくなる会社づくりが必要で、どんなことができるのか?
いくつか共通の意見が出ていました。

仕事で活躍できる場

討論では、入社まもない社員が辞めないためには、仕事に夢中になれること、仕事の良さをどれだけ伝えられるか?が重要だという意見がありました。
今の仕事にあこがれてキラキラしながら入社してくる人はそうそういません。
でも、経営者としては入社した人には、仕事を好きになってもらって、長く働いてほしいと思っています。
そのためには、仕事で活躍できる場を提供すること、小さくても結果を出させてあげる環境をつくることが必要です。
それには、チーム戦が必要で、経営者だけでなく、他の社員との良い関係づくりも重要になってきます。

福利厚生の充実

討論では福利厚生についても意見が出ていました。
ちなみに弊社の事業内容は、確定拠出年金を軸にした退職金制度の構築サポートですが、ただ制度を導入すればよいと考えていません。
社員ひとりひとりが、自分の将来を見据えて、安心して今の会社で働けるよう、中小企業の優秀な人事サポート役を目指しています。
(突然宣伝のようになってしまい、恐縮です)

また福利厚生といっても、弊社の扱う退職金制度などのお金面だけでなく、社内保育所のようなサービス面もあり、挙げればキリがありません。
経営者としては、福利厚生を充実させることが社員にとって良かれと思っていることが多いです。
ですが、実際には社員全員が、ありがたく使うことも少ない上に、導入したからといって急に社員が辞めなくなるわけでもありません。
導入するからにはしっかりとした目的を持ち、社員が喜んで使えるような福利厚生にしなければ意味がないと思っています。

未来を語り合える、信頼できるパートナー

討論の最後には、経営者自身がどういうスタンスでいることが、社員が辞めない会社づくりには必要か?という話になりました。
今の売上・利益目標、実績だけでコミュニケーションをとっていませんか?
経営者はもっと、長期のビジョンを持ち、会社を引っ張っていく存在でなければ、社員に希望はありません。
経営者が、社員を信頼し、大事なパートナーと考えていなければ、今の社員たちと長期のビジョンを描くこともできないでしょう。
人を心の底から信じることは、かんたんではありません。
自分を見つめ直し、人格を磨き、人として成長しなければ、他人を認めることができる器にはならないでしょう。(自戒を込めています)

社員を信頼できるパートナーと捉え、一緒に未来を語りあう経営者に、社員は希望を持ち、この会社に人生を託してくれるのではないでしょうか。

今回は、いつもと違う内容になりましたが、学びをシェアさせていただければと思い、徒然なるままに書いてみました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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