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フォルケホイスコーレin鳴子温泉①

フォルケホイスコーレって知っていますか?

初めて聞いた時は「なんて不思議な響きの言葉なんだろう」という印象を受けました。

コロナ禍で参加したオンラインセミナーで、若者がフォルケホイスコーレに行っていてデンマークから参加していると話していたことがフォルケとの最初の出会いでした。

気になって調べてみると、どうやらデンマークの教育機関らしい。

全寮制でテストもなくて、年代も様々。

知の欲求を満たせる、民主主義的思想を育てるなど、私がイメージする教育とは少し毛色が違う様子。。


そこから興味を持っていたものの、まさかデンマークへ行くわけにもいかず、時間が経っていました。


そして今年になって、去年セミナーでご一緒した宮城の女性起業家の方が鳴子温泉郷でフォルケを立ち上げようとしていることを知り、初めて行われた2泊3日のショートコースに参加してきました!


タイトルは「静けさの中で感じる余白 これからの生きるを考える旅」
名湯鳴子温泉郷で暮らしながら学ぶ2泊3日


このタイトルを見ただけでも今の自分に響くものがあって、引き寄せられるように申し込んでしまいました。


今回お世話になったのは「山ふところの宿みやま」さんで、湯治ができる宿。

初日はアイスブレイクのペアワークと調理体験。

大根もち作り。絶品!


そして食材を渡されて夕飯をチームごとに分担して作るという難題を与えられました。笑


与えられた食材たち

料理に自信はないけど味噌汁だけは毎日作っているので、ご飯+味噌汁係に。

巨大なめこのビジュアルに救われた

ダシがない状況で味噌汁を作って感じたのは、普段あまりにも簡単に何でも手に入るけど、なきゃないで工夫してなんとかするという力が人間にはあるということ。


出来上がった夕食は地域の方も交えて一緒に美味しくいただきました。


みんなの力をあわせて出来上がったご馳走

そしてなだれ込むようにコミュニケーションルームへみんなで溜まり、お話。

参加者のことをもっと知りたい!という思いが各自溢れていて、理解が深まってきたところで1日目が終了。


不思議な安心感に包まれて、少しずつ自己開示をすることができた時間でした。

フォルケとは何か、という説明もないまま始まった初日。

フォルケホイスコーレの定義はそれぞれの解釈で再定義しても良い。

そんなメモを私は残していました。

2日目へ続く。

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