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「書く」ことで人生を動かせるって本当?

東京在住50代主婦。

会社員生活25年の後、自分探しのループにはまり、何がやりたいのか、どうなりたいのか、の明確な答えが出ないまま3年の月日が流れていった。

変わりたいのに変われない…

そんな折、ある学びの場で知り合った友人と話していた時のこと。
Zoomの画面越しに、「この水筒見てどう思いますか?」との質問。
私の答えは「あ、娘の水筒と同じ色」
すると相手からは「やっぱり…」と、ため息交じりの声。
「モノでも人でもコトでも何でもいいの。何かを見たり、聞いたりした時、感情ってわいてくる?」
「ん?感情?」
一瞬、相手に何を言われたのか理解できなかった。

どうやら私には、感情にフタをして見て見ぬふりをする癖があるらしい。

友人に指摘されるまで、全く意識したことはなかった。
でも、そういえば、悲しい場面で人前で涙を流してはいけない、自分の推しを口に出して伝えてはいけない、なんていう、幼少時代からのおかしな思い込みに縛られて生きてきた気がする。

会社員時代の25年間、外資金融システム部で勤務していた私にとって、大事なのは、実績と結果だった。
そこに感情が入る余地は一切なし。
競争の多い業界の中で、なんとか落ちこぼれないように食らいついて生きていくのに必死で、自分のことはいつも後回し。
そうこうしているうちに、さらに「自分封じ込め」の状態は加速していった。奥深くに沈めこんで、ないものにしていた。

さらに、「書く」ことには常に正解を求められていた。
プログラムのコード、仕事のメール、そして、仕様書やサポート資料。ただただ、端的に、事実をわかりやすく。

感情抜きでの生活は加速していく一方だった。

そんな私の転機になった出来事は、たまたまnoteで見つけた江角悠子さんのチャネリングの記事。
こういう文章書く人好きかも。全くの直感での出会いだった。
調べてみると、どうやら、ライターで講師もしているらしい。
これまで自分がしてきた分野の「書く」ではない、こういう「書く」仕事もあるんだ、と試しにメルマガに登録してみた。
そこへある日、「書くことで人生を動かす」のタイトルの記事。
人生を動かす、なんて、大げさじゃない?
でも、何だか気になる…。

自分探しの3年間でわかったのは、「自分を探す」ための診断やツールは、いらないってこと。気になったことをとにかくやってみたらいい。行動した結果、やっぱりや~めたでもいいし、もっと面白いものが見つかるかもしれない。


そういう訳で、普通の主婦が「書いて」みたらどうなるのか?
書くことでどんな変化が訪れるのか?
これまで多くの時間を家族のため、会社のため、人のために使ってきた。だから、自分の心の声を聞くのは苦手。そんな私が、これから先の人生は、自分の好きにまっすぐに進んでみようと覚悟を決めた
さて、noteでの実験スタートです。



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